卓球教室に参加していると気になることがあります、それは「視線」です。
(“私を見つめる視線”とは違いますぅ…)
ボールの見方(捉え方)とでも言うのでしょうか。
切り替えがスムーズに行かなかったり、
力の入りずらい打ち方などされている方に良く見られる光景です。
ここで、卓球とは違うスポーツ野球「バッター(打者)」のお話をしたいと思います。
連日盛り上がりを見せておりますプロ野球。
好調Gの4番バッターM選手は、打席に立つ前にあることをして
「自分が真っ直ぐに立てていること」を確認しているそうです。
・122M先の中堅フェンスに記されている広告の文字
・ヘルメットのツバ
・視線
この3つを真っ直ぐに合わせるというのです。
(ヘルメットのツバは、一般的に頭の形状に沿ってゆるやかにわん曲しています)
しかしM選手は、ツバが曲がっていると、視線が曲がっているように見えるそうなのです。
そこで、まっすぐなツバのヘルメットを使用する事により、
視線を合わせ「スムーズなスイング」ができるといいます。
「豪快なホームランバッター」のイメージとは裏腹の、繊細な準備で目の錯覚を消し、
真っすぐ相手と対し、4番に座って4試合、すべて打点をあげています。
卓球のお話とは大分かけ離れてしまいましたが、
「相手から打たれるボールを打つ・力の入るスイングをする」という点では、
共通するものがあるように思えます。
教室で気になった点を少し書いてみました。