荻村杯ジャパン・オープン(25/6/23)最終日には、日本選手の活躍が観られました。
●男子ダブルス初優勝 上田/吉村組
男子ダブルスは準決勝でシンガポール組を破り、決勝進出を決めた上田/吉村組とともに松平健ダブルス/丹羽組の日本2ペアがシンガポールのペアを退け、決勝に進んだ。
松平健/丹羽組は3年ぶりの優勝を目指したが、上田/吉村組は初めて組んだとは思えないほど連係が良く、バックハンドレシーブからの攻撃が決まっていた。
上田選手は「レシーブから自分達のペースをつくれた」と言っていました。
男子シングルスは塩野真人選手(東京アート)が優勝で、男女シングルスとも日本が制しました。
●男子シングルス決勝 (塩野真人(日本) 3、8、6、4 徐晨皓(中国))
見事な優勝を決めた塩野選手。
優勝後の会見では「まさかの優勝で、自分自身が一番驚いています」と笑顔で語り、「日本リーグでメンバーに入れなかった時代もあったけど、いろいろな人に支えられてここ迄、来ることができました。大会を通して、相手が自分のボールにあまり慣れていないという感じがあった」とも言っていました。
福原愛選手、悲願の初優勝です。
●女子シングルス決勝 (福原 7、5、11、8 文玄晶(韓国))
福原選手が右ペンドライブの文玄晶選手に完勝して、ジャパンオープンで日本女子として
初優勝しました。
やはり、昨日の生観戦でもサービスからの攻撃にも迷いがなく、廻りこんでのフォアハンドも確実に決めていた。
相手ペンホルダーのバックショートは、福原選手のバック表ソフトのナックルボールに対して、強く弾くプッシュや横回転ショートはミスが出やすく、厳しく返球することが難しいようです。
文玄晶選手は試合後、「どうしてもバック攻めに対応できなかった」と言っていました。
福原選手はこのバック対バックでの優位さを試合のベースにして、決定打をしっかりフォアで狙っていったようです。
第3ゲーム9−8でベンチに入っていた張莉梓コーチが退場させられるアクシデントでも、攻撃の手を最後までゆるめなかった。
パリ大会での悔しい敗戦がバネになったのでしょうか?
今大会の福原選手は強かったと思います。
日本の選手の皆さん大変お疲れ様でした(*^_^*)