ペップトーク…皆さんはこの言葉を聞いたことがありますか?
日本ペップトーク普及協会会長、岩崎由純氏の書いた特集を読みました。
「ペップトーク 〜 pep talk〜」とは一口で言えば、スポーツ大会本番で、
志気を高め、やる気にさせる話術として注目されている言葉です。
日本のスポーツは、戦前、大学の運動部活動から始まり、地域や下の学校へと広がった
歴史があります。
私の学校部活でも顧問の先生、大学生のコーチがいて部員4、50人の卓球部でしたね。
一年生の頃は仲間に遅刻者がいたり等…連帯責任として校庭一周うさぎ跳びなどさせられた
記憶があります。
現在の部活動は昔と違ってハラスメントなど注意が必要だと思っています。
岩崎氏のアメリカで感じた指導者の違いを、読んで日本とアメリカの違いに驚きました。
「コーチ」の立場というと、日本では「指導をしてくれる人」、
アメリカでは社会的地位が非常に高い人で、
大学のヘッドコーチでは、街で多くの人から敬われる有名人だそうです。
アメリカでは日本よりはるかに、実力が全てという点では大変シビアです。
しかし、立場が上でも偉ぶらず、気さくに話しかけ、誰であってもきちんと対応するといい、
試合中に怒鳴ったとしても、絶対に手をを出すことな無かったそうです。
この背景には、人権問題に敏感なアメリカの国民性で、指導者が選手に手を出せば、
その時点で裁判沙汰になる可能性があり、日本との違いもうなづけますね。
最近の日本でも時代でしょうか?、指導者も学んで行かなければならない事を感じました。
指導者は表現力や伝える力に加えて、人の話を聴く力、すなわち傾聴力も必要で、
目の前の選手達の性格や感情表現の仕方まで、掌握出来なければならないということです。
私も全国レデースでの場面を思い出しました。
全国大会に初出場で気持ちが一杯一杯の時、1セット目を何とか勝利したあと、
このチームでのコーチの言葉に惑わされ、2セット目以降何だかわからなくなり、
敗戦してしまった経験があります。
私達の身近な卓球大会でも…
始まりのいざ試合だ!という時や、 ゲイム間での、「ペップトーク」「コミュニケーション術」
難しいですが、大切なものと身を持って感じています(otuka)
〜2へ続く 次は「ペップトーク活用術」