卓球の世界選手権個人戦(5月13〜20日・パリ)に臨む日本代表が26日に
「東京の味の素ナショナルトレーニングセンター」で合宿を公開しました。
「ロンドン五輪女子団体銀メダル」の福原愛選手、石川佳純選手、平野早矢香選手達が、
4大会連続で全5種目制覇している中国打倒に向けて、汗を流しています。
石川選手は同級生で、昔からずっとペアを組んでいて、お互いのいい所を分かっている
森薗美咲選手とレシーブや連係を確認し、世界選手権の個人戦の初メ初メダル獲得を
目標に掲げていました。
福原選手は五輪をともに戦った平野早矢香選手と組んでの調整、そして、シングルスでは
メダルを目指し、フォアハンドの強化を、お姉さんコーチの前で何度も何度も確認していました。
男子は水谷隼選手や丹羽孝希選手が順調な仕上がりを披露したそうです。
「松平3きょうだい」として注目を集める若手の松平賢二選手、健太選手、志穂選手も
そろって参加していました。
打倒中国女子チームのメンバーは…10名のうち5名が初出場です。
☆女子シングルス …… 丁寧、劉詩ウェン、李暁霞、朱雨玲、陳夢、武楊、胡麗梅
☆女子ダブルス …… 郭躍/李暁霞、丁寧/劉詩ウェン、朱雨玲/陳夢
☆混合ダブルス …… 王励勤/饒静文、陳杞/胡麗梅、邱貽可/文佳
郭躍選手が頸椎を傷めてシングルスの代表から外れ、郭炎選手は第一線を退いたので、
世界ランキングの上位を独占していた「トップ5」は崩れていますが…。
女子では世界ランキング1位を経験している丁寧選手・劉詩ウェン選手・李暁霞選手の
3名が有力な優勝候補です。
この3名にカットの武楊選手と胡麗梅選手、若手の朱雨玲選手と陳夢選手を加えた布陣に
隙は見当たりません。
中国女子代表10名の平均年齢はちょうど22歳。
日本女子の代表8名の平均年齢が23歳なので、日本よりもさらに若返りが進み、
この中に中国の新人類と言われる選手も5名含まれています。
パリ大会開幕も、いよいよ間近に迫ってきましたネ! 頑張れ日本☆彡