バッドマナーとそのペナルティーについて、ルールとしてしっかり読んだ事がなかったので、
改めてしっかり頭に入れ直しました。皆さんにも参考に成ると思います…
日本卓球ルールブック 2011(平23年度版)より…
全日本選手権や世界卓球等の卓球大会では、一番守られているルールだと思いますが、私達の身近の卓球大会では知らない人が多いのではと思われるほど、ルール違反を見かけています。
2・5 ペナルティー
2・5・1 アドバイス
2・5・1・1団体戦において、競技者はベンチにいることを認められた誰からでもアドバイスを受けることが出来る。
2・5・1・2 個人戦において、競技者はそのマッチ前に主審に登録された
一人のアドバイザーからのみアドバイスを受けることが出来る。
※もし登録されていない者がアドバイスした場合、主審はレッドカードを掲げ競技領域外に
遠ざけなければならない。
2・5・1・3 競技者はゲームとゲームの間の休憩時間、あるいは認められた競技中断時間に
のみアドバイスを受けることが出来る。
※練習時間終了時とマッチ開始の間はアドバイスを受けることは出来ない。
※認められたアドバイザーであっても、「この他の時間に」アドバイスを与えた者に対し、主審はイエローカードを掲げ、これ以上その行為が続けば競技領域から遠ざけられる旨、警告する。
2・5・1・4 警告を受けてから、更に違反のアドバイスをした場合は、主審はレッドカードを掲げ競技領域から遠ざける。
2・5・1・5団体戦では、退場させられたアドバイザーは団体戦終了まで復帰できない。
個人戦では、そのマッチが終了するまで復帰できない。
2・5・1・6…
2・5・1・7…
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2・5・2 競技者、監督、コーチのバッドマナー
2・5・2・1 競技者、監督、コーチ、アドバイザーは、相手競技者に対し
不当な影響を与え、観客に不快感を与え、そのゲームの評判を落とすような、「くせ」「態度」を慎まなければならない。
その行為とは…「大声で叫んだり」「汚い言葉を使う」「故意にボールを潰す」「競技領域外に打って出す」「卓球台やフェンスを蹴る」「競技役員の指示を無視する」等‥が含まれる。
2・5・2・2…
2・5・2・3 一度警告を受けた競技者が、また違反行為を行った場合には、主審は相手側に1ポイントを与える。
更なる違反行為が行われた場合には、主審は相手側に2ポイントを与えるものとする。
2・5・2・4…
2・5・2・5 個人、団体戦で、競技者が損傷を受けていないラケットを交換した場合、主審は競技を中断し、審判長に報告をしなければならない。
2・5・2・6 ダブルスのどちらかの競技者が犯した警告、ペナルティーは組に適用される。
2・5・2・7…
2・5・2・8…
2・5・2・9 競技者が、団体、個人戦で違反行為によって2マッチの失格処分を受けた場合には、その団体戦あるいは個人種目への出場資格が自動的に剥奪される。
2・5・2・10…
2・5・2・11 48ヶ月間に公式のラケット検査で累積4回不合格になった場合、その競技者は、JTTAの競技会に12ヶ月間の出場停止処分を受けるものとする。
2・5・2・12 いかなる理由であれ、マッチ、種目、競技会において失格とされた競技者は、タイトル、メダル、賞金、ランキングポイントが自動的に剥奪されるものとする。
2・5・2・13 競技者、監督、コーチの態度が著しく悪い場合は、所属する加盟団体に報告される。
日本卓球ルールで、サービス時のボール上げのルールは、努力しても出来ない、大きな大会には出る事がないから…などの声をよく聞きます。
技術絡みのルールは引き続き努力をして、その他のルールは知った上で、マナー向上を目指し、勝っても、負けても“楽しいスポーツ“と思えるといいですね!!