先日のブログで、審判員の勉強を兼ねて審判のやり方を書いてみましたが、
この「日本卓球ルールブック」と「卓球競技の審判法」が古かったようなので、
最新版をお願いして頂きました。
早速、読んでみました…
訂正になったルールや宣告用語を勉強しました(ohtuka)
一番には、「財団法人日本卓球協会」は公益法人制度改革に伴い、平成24年4月1日付けを以って
「公益財団法人日本卓球協会」と名称が変わりました。
平成23年9月1日の国際卓球連盟のルール改訂が有り、日本国内のルール改訂と成り、
頂いた ルールブック2011(平成23年度版)も最新ではなく平成24年度版がでるということです。
今回の改定は第1章「基本ルール」、第2章「競技ルール」とラージボール第2章「基本ルール」です。
第一章「基本ルール」
(旧)1.10.1.6 相手競技者がボールを続けて2回打った場合
(新)1.10.1.6 相手競技者が「故意に」ボールを続けて2回打った場合
※故意に打った場合を除き、ほぼ同時に2本指に当たった場合やほぼ同時に指とラケットに
当たった場合等はダブルヒットとは判定しない。
第2章「競技ルール」
(新、追加)2.2.4.10 4年の間にラケットコントロール検査による失格が4回目となった場合、
その競技者は、当該種目において最後迄競技を続けることは出来るが、後でJTTAによって
12ヶ月間の出場停止処分とされる。
(新、追加)2.2.4.10.1 JTTAは、その出場停止処分を受ける競技者に文書でその旨を
知らせるものとする。
(新、追加)2.2.4.11 JTTAが主催する大会では、ラケットコントロールで不合格と
なった全ての事項を記録表「記録簿に記入する。」
ラージボール卓球ルールの改定では…
やはり名称が変わりますね。
平生年4月1日改定では、「新卓球(ラージボール)ルール」は「ラージボール卓球ルール」と名称を改める。
第2章「基本ルール」
第5条=4 : ラケット本体を覆うラバーと本体の表面は、無光沢で「明るい赤」、他方は「黒」でなければならない。
※ラージボールのラケット両面にラバーを貼る場合、異色条件の定めを、
硬式日本卓球ルール1.4.6が挿入される。
※ラージボールルールは今まで木質部分は着色しなくても良かったが、ラバーと異なるよう、
「赤」又は「黒」に着色することに成る。
第7条=2 : サーバーは、ボールに回転を与えること無く、ボールが手のひらから離れた後、
打球される前に何ものにも触れずに落下するように、ボールをほぼ垂直に投げ上げなければならない。
:投げ上げる高さは、落下するのを確認できる高さで、「任意である」
平成23年度版を頂いたら、平成24年度版の改定概要の用紙が挿入されていました。
他にも審判時に使用する「宣告用語」が改訂されているようです。
私が使用していた用語…例えば「ゲーム」が「ゲイム」に、「フォルト」が「フォールト」になっていました。
改定後の24年度版が手に入りましたら、勉強がてら書いてみます(*^_^*)