4日目の「全日本卓球選手権大会」の男子シングルスが目の前で始まりました。
「水谷隼選手」VS「青木大祐選手(愛知工大)」です。
水谷選手はシングルス初戦で、青木選手は4戦目です。
1セットは水谷選手が簡単に取りましたが、2セット目は5−6で大学生選手も、
世界のスーパーロビングも打ち抜き、6-6と迫る活躍が観られました。
しかし、流石の水谷選手は相手選手のサービスを1発で打ち抜き、
セットを取らせませんでした。
そのとなりの11コートでは、「張一博選手」VS「鹿屋良平選手(法政大)」の4回戦も
同時に始まりました。
張選手から繰り出される「サービス」「レシーブ」「フリック」などに弾き飛ばされる
鹿屋選手も、ラリー戦では対等に打ち合い、コースの鋭いストレートスマッシュも
決まっていて3セット目を張選手からもぎ取った。
張選手のファイナルは11−7でした。
勝因は張選手の台上の鋭いフリックがプレーの即効に繋がるシーンが多く見られ、
マッチポイントもラリー中の台上フリックで先手を打ち、相手をつまらせ勝利しました。
前年度優勝を果たした「吉村真晴選手」…シングルス初めての4回戦は高校生の
「上村慶哉選手(希望が丘高・福岡)」です。
1セット目の5-7では吉村選手を後ろに下げ攻め込んだり、スマッシュミスを誘ったり
7−8とリード…
しかし、8-8に吉村選手に追いつかれ、ここからは1球1球のとりあい、ジュースになった時、
上村選手のサービスに得意のチキータミスで高校生が1セットをリードした。
3−2と進んだ頃には、初戦の試合の硬さもとれてきた様子で、このマッチゲームでは
サーブからのストレートスマッシュも決まりだし、7点で高校生を抑え勝利しました。
2時から5時位迄の試合は…
2:15ジュニア男子(JB準決)、ジュニア女子(JG準決)、混合ダブルス(XD準決)
3:15〜ベスト8位の試合女子シングルス(WS)6回戦、男子ダブルス(MD)5回戦
4:15〜ジュニア女子(JG決)、ジュニア男子(JB決)、混合ダブルス(XD決)
3時からは福原愛選手を始めベスト8入りの試合が始まるとあって、センターコート側の
観客席では沢山の立ち見が出ていました。
会場アナウンスでは「皆様にお願いです!! 手荷物を置かず譲り合って沢山の方が
座れるようお願いします」と言っていました。
10コート〜13コートでは男女ジュニアの準決勝が行われました。
その後の10コートでは福原選手の6回戦は山梨有理(十六銀行)選手の試合です。
愛ちゃんは肘の手術後の大事な試合とあって、女子ダブルスもミックスダブルスも
参加せずに、全日本でのシングルス2連覇に挑んでいます。
2台空けた13コートでは石川選手VSカットマンの根本理世選手(中央大・福島)です。
前年度愛ちゃんの初優勝で涙をのんだ石川選手はチャンピョンを取り戻すため必死で
頑張っています。
スーパーシード選手が二人並んで始まった試合…
観客席からは「同時進行の試合観戦が大変^^;」との声も聞こえてきた。
この時、福原愛選手、石川佳純選手、二人揃って3-0のすとれーとでベスト8位入りを
果たしました。
19日土曜日は、お二人の決勝が見られると思います。