卓球の試合には最適な季節に成りました。
毎月行われているシングルスリーグである「K2リーグ」…皆さんも、前回の敗因を練習で調整してこの大会に参加してきていると思います。
今回も「とどろきメインアリーナ」を女子だけで埋め尽くす74ブロックでした。
しかし大会開会式挨拶後、競技進行上の注意…シングルス大会にありがちな試合キャンセルで、24ブロックもの訂正が読み上げられ、大会役員さんのご苦労が伺えました。
又、毎回ですが挨拶の中で、違反サービスの話があり、試合に成らなくなってしまうので「フォルト」は取らないが、日頃の練習での注意を呼びかけていました。…
これは大変いい事ですね(^^)
私のブロックは6人でキャンセル移動もなく試合が始まりました。
試合結果を集計してみると、3勝2敗が3人、2勝3敗が3人で新日本スポーツ連盟方式のゲーム率での順位決定と成りました。
前回の「第102回 ひらつか大会」でも4勝2敗が4人のゲーム率の順位決定でした。
ここが点数制のシングルス大会での面白さなんだと感じました。
優勝、準優勝はネズミの追いかけっこで、好き嫌いを超えて「試合に勝つ青写真」が描ける事が大切になっていました。
一人はカットマンで中々、浮きボールが来ない、ツッツキが素晴らしい!
次の選手はテナジーラバーを上手く使いこなしている…切れ味が鋭い!
3人目は普通の裏ラバーながらも、全てナックルボールで台に張り付いての返球が高速!
次は以前にも対戦したアタック8、裏ラバーのシェイク選手でサービスがいつの間にか来る…
でもこれは静止、ボール上げ、台の中での第一バウウド、手が開いていない為、ボールが
見えない等〜数人に審判注意されていました。
私の対戦は、この審判の注意後で今回の対戦は助かりました。
最後は長身選手で、テナジー0.5と狂飆ラバーでツッツキの切れ味が鋭いが
狂飆ラバーを狙ってのスマッシュは決まって2セット連取出来たが、3セット目には「試合の青写真」を書き直したと言っていました。
下回転の返球を上回転、前進回転に変えたそうです。
ファイナル戦では、今までの4セットの記憶をフル回転で一本づつ集中し、声を出して終わってみれば、最後の一台で皆んな帰っていませんでした。
シャワールームでは、同じブロックで戦った3人きりで試合を振り返って、話に花が咲きました(;´∀`)
卓球は形をきれいに見せる競技でも、タイムを争う競技でもない。
いかにして相手より早く最後の1本取るかというゲームです。
この5人の選手達、イボ高選手はいませんでしたが、其々「勝利の為の青写真」スコア・マネジメントをコントロールする、気持のコントロール「メンタル・マネジメント」を発揮し、持っている技術をフル回転して、いかに勝利を掴むかを考える。
普段の練習には無い、毎月一回の勉強になる試合です。
サービスも練習では出来ていても試合に成ると、昔に戻ってしまっている人、撓りを入れてのスマッシュが試合では点打ちの強打になって失敗している…
練習で試合を想定して練習していない事なんだと、今更ながら考えさせられました。