卓球のゲームというのは、ある意味では「記憶力」の勝負であるといつも感じています。
試合が近づくと今まで自分の積み重ねてきた練習の成果をおさらいして
何種類かのパターンを記憶に残していくようにしています。
その中には良いイメージもあれば、悪いイメージも有ります。
悪いイメージはどんどん削っていき、良いイメージをどんどん残して試合の時に
役立てたらいいかと……
「この局面ではあの時のイメージで打とう」等、実際の戦いでの作戦変更も瞬時に
できるというのが題名にも掲げた「チェンジ・オブ・ペース」の試合運びです。
22日に潤水都市 さがみはらで行われた「相模原オープン卓球大会 年齢別個人戦」
に参戦しました。
横浜線の古淵駅からバスは一時間に一本の運行しか無い様な遠い体育館にたどり着く為、
いつになく早起きして出かけました。
もうタクシーで行くしかなくて、身体は楽に到着しました。
受付でもらった対戦表では、マスターズ予選が近い大会とあって分厚いものでした。
目的を持ってシングルス大会に沢山の参加者があらゆる所から集まって来ていました。
大体育館51コート、中体育館21コートが並べられリーグ戦後、上位、下位トーナメントで
行われた大会でした。
私は、前日の心掛けの一つに、相手よりも早くサービス、レシーブの構えに入る事と、
スロースターターを克服しようと臨んで試合に向かい合いました。
初めは色々なランクの人と戦うため、サービスモーションやスマッシュのタイミングなど
思わぬ試合運びをしいられます。
「チェンジ・オブ・ペース」の試合運びは何処へ(^_^;)
やはり頭で考えている事とははるかに遠いものになってしまいましたが、
上位トーナメントに出場ができ仕切り直しをして集中して戦いました。
トーナメント2回戦目に、全日本マスターズ常連のカットマンとの戦いでは、
2セット連取したものの後半のコース取りが、フォアコースのブツ切れツッツキ戦に
「チェンジ・オブ・ペース」されたのは私の方でした。
今までスマッシュが決まっていた「アタックエイト」のバックカットを
させるコースに持っていかれずフルセットの末、ここで敗退してしまいました。
それで特に感じたものは、カットマンと言えども「速攻」で戦いポイントをあげていたが、
セットが進むに連れ、中々、打てなくなり長期戦になってきた時の集中力の持続が、
カットマンよりもはるかにお粗末になっていました。
卓球の奥の深さは記憶力、集中力、体力までも及んでいるんですね(ohtuka)