その3.ボールは「相手にはっきり」見せましょう!
・サービスを開始(トス直後)してからボールを打つ瞬間迄、レシーブする人にボールがずっと見えるようにしましょう。
※レシーブする人にボールが見える見えないということではなく、フリーハンド(ラケットを持っていない手)や腕・体・衣服やパートナー(ダブルス)がボールを隠すような動作そのものが違反行為の対象になるからです。
・サーブする人は、ボールを投げ上げた後、速やかにフリーハンド腕を後ろ(横)に引いてレシーブする人にボールが見えるようにしましょう。
・ボールを投げ上げた後、ボールと2本のネットの支柱(サポート)で作られる三角形の中に、フリーハンド腕・体・衣服などが入らないようにしましょう。
以上その3、ボールは「相手にはっきり」見せるでした。
要は「隠す行為はしちゃダメよ」ということです。
ちまたでは…
・「そんなルールーを守っている人なんかいない」
・「ボールが上がっていないから、物凄い早いスピードのサーブが来る」
…なんて教室の生徒さん方などからも、聞こえてきたりもします。
でも、そこに気付いただけでも、凄いじゃないですか!一歩前進ですよ。
相手を見て(観察・分析)している訳ですから。
違反サービスだからタイミングがとれなかったり、インパクト(ラケットにボールが当たる時)が見えないから、回転がわからないということですよね!?
だからレシーブできないと…。
もう一方の捉え方としては、サーブ(インパクト)を見てない見えてないせいか、ただ「相手のサーブが全然取れないんです」という方などもいらっしゃる。
となると…
・レシーブが出来ないことでレシーブの練習をするようになる
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・レシーブが返球できるために…サーブする人+動作+ボール+インパクト(ボールがラケットに当たる瞬間+フォロースルー(ボールが当たった後のラケットの動き・方向))がどうなっているかを見るようになる。
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・ここで相手のサービスを受ける・見ることにより、サービスが正しく出されていない為、上手くタイミングが取ずらかったりして、レシーブが出来なかったことに気付く。
(※ここで、“自分も違反サーブやれば、相手も取れないんじゃん”など思っても、行動をしてはいけません。)
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または、ただ単にサービス(インパクト)を見ていなかったことに気付く。
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技術不足などにより、レシーブができないのかが、少しでもわかってくるようになる。
(逆に技術向上などに伴い、対応できるようになっていけるとも考えよう)
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・相手のサービスを受けることによって、自分のサービス+相手のサービスの(良し悪し)を知ることもできます。
「サービスとは」自分の力だけで100%コントロールできる攻撃の1球です。
甘いレシーブを相手にさせちゃう、そんな「自分なりのオリジナル(個性)」サーブを身につけられるようになりましょう。
(かずさん)