◆女子シングルス
〇 伊藤美誠
4(ー6.8.6.8.9)1
王芸迪
伊藤美誠選手が自身初のシングルスメダル獲得に至るまでの感動的なエピソードを中心に、苦難を乗り越える挑戦や家族への深い感謝の気持ちなど聞いています。
特に、中国人選手を破ってのメダル獲得や、母親とともに世界選手権のベンチに入った経験、そしてヒューストン大会でのリベンジ達成など、彼女の成長と努力の軌跡が語られていました。
☆インタビュー
Q:
勝った瞬間は笑顔とおとして目に涙もありましたけれども、今改めてどんな思いですか?
伊藤)
勝利した瞬間は本当に嬉しく、特に中国人選手(王芸迪選手)を倒してメダルを獲得できたことにより、これまでの努力や「よくやった」という気持ちが実現したと感じ、自然と涙が出るほど感激した。現在は気持ちを落ち着かせているが、嬉しさがこみ上げている。
Q:
ここまで苦しい時期もあったとおっしゃってましたけれども、そんな苦しい時期の伊藤美誠選手に、今の世界卓球メダルを確定させた伊藤美誠選手から、どんな言葉をかけてあげたいですか?
伊藤)
試行錯誤やいろいろな話し合い、挑戦を通して頑張り続ければ結果が伴うことを伝えたい。また、一度リフレッシュし何も考えずに過ごす時間も大切で、いろんなことに挑戦し、リラックスした状態で卓球に取り組むことで、楽しい気持ちが戻り、良い取り組み方ができると感じている。
Q:
今回ベンチに入られているお母さんに親孝行がしたいとありましたけれども、そんなお母さんに今伝えたいことってありますか?
伊藤)
初めての世界選手権でのお母さんとのベンチ経験は、以前から一緒に写真を撮りたいと思っていた夢が実現した喜びを感じており、その達成感と共に、お母さんと一緒にメダルを獲得できたことに大変嬉しさと感謝の気持ちを持っている。お母さんが初めてベンチに入ったことも特別な思い出となった。
Q:
ヒューストンでのリベンジを果たした試合の背景について
伊藤)
相手は中国の王芸迪選手で、ヒューストン大会での悔しい思いをリベンジできたことが大きかった。また、前回大会で早田選手がワイディー選手に勝ったことから、自分にも可能性があると感じて試合に臨めたことが良かったと語っている。自身でも非常に良い試合だったと振り返っている。
Q:
この良い試合を経て世界の頂点にまた一つ歩みを進めましたけれども、この後はどんなプレーを見せてくれますか?
伊藤)
今後もリフレッシュした状態で、恐れずに思い切ったプレーを続け、いろんなことが出来ればいいと思います。
「大魔王」が帰ってきました!!