卓球! マカオ大会
卓球のWTTチャンピオンズマカオは13日、14日に準々決勝、準決勝が行なわれました。
13日の準決勝で、WR8位の張本美和選手が、WR6位の陳幸同選手を3-1で下した試合を観た時、とても感動させられました。張本美和選手はついにチャンピョンズで4強入りを果たしたんです。
「陳幸同選手は、中国女子卓球の五強の一人で、外国人選手との試合では大変素晴らしい戦績を残していて、年齢も26歳ですが、精神的にも安定している選手だと思います。
陳幸同(チェンシントン/ちんこうどう)は、26歳で、パワーとテクニック、メンタルの強さを兼ね備えたオールラウンダーです。陳幸同選手は、以前は「平野美宇選手」のコピー選手として、中国トップ選手の練習相手を務めていたそうです。
陳選手の戦型は、右シェーク裏裏ドライブ型です。両ハンドで積極的に攻めてストレートを突くのも得意でブロック力も高く、左右に振られても崩れない体幹の強さもありラリー戦に強い傾向があるそうです。
サーブは下回転や横回転のサーブといった回転量の多さで勝負し、得意な両ハンドにつなげラリー戦に持っていきます。
レシーブではチキータやストップなど多様な技術があります。
そんな、中国5本の指に入る強豪の陳選手を撃破したのには、嬉しい思いでした。
中国には、「王芸迪」「陳夢」「孫頴莎」「王曼昱」といった絶対的スターがいます。
陳選手の後は、「孫頴莎選手」という、世界1と戦います。どんな対戦になるのか、楽しみが増えました。
14日、女子シングルス準決勝で張本美和選手と孫穎莎選手との、準決勝が始まりました。過去5度の対戦では、全て0-3のストレートで敗れていました。
しかし、今日の張本選手は、悲願の初勝利を目指していました。
1ゲーム目、張本選手の試合は、孫選手に対し互角以上のラリーを展開し始めました。しかし、サーブレシーブで乱されて、5連続失点でした。
2ゲーム目、張本選手はストレート攻撃で孫選手を押し込んでいます。先にゲームポイント奪った。でも、ここが中国!12-14と逆転されました。
3ゲームはキレのあるフォアを決めた張本選手が11-9で取り返し、次もすさまじいラリー戦の侭、13-11で獲得しました。
しかし、ここから、WR1位の孫選手は、ギアを一段上げた様に思えました!!
。第6ゲーム迄、戦いましたが、後一歩 置いて行かれた様でした!!
<WTTチャンピオンズマカオ 女子シングルス準決勝>
張本美和 2-4 ◎孫穎莎(中国)
「-10/-12/9/11/-3/-8」