パリ五輪、女子シングルス準決勝が、8/2土曜日20時半から始まりました。
日本の「早田ひな選手」VS「ソン・エイサ選手」中国
結果は、WR1の「孫選手(23歳)」に0-4と完敗でした。
明日の、3位決定戦は、準々決勝で平野美宇選手を破っている「シン・ユビン選手(20歳)」との対戦です。
孫選手は強烈なフォアハンドと、バックハンドが印象的でした。試合では、早田選手は終始 孫選手のパワーに押され、リターンミスが出ていました。男子選手と試合をしていた様に思えました。
なぜ卓球は中国がこんなに強いのでしょう!!
もともとは、「卓球王国日本」と呼ばれた時代がありました。1950年代から60年代にかけて、日本卓球は世界に君臨していました。 国際卓球連盟の会長となった「荻村伊智朗氏」は、世界選手権で12個の金メダルを獲得する等、欧州選手達に圧倒的でした。
中国の「周恩来首相」が1949年に就任した時、欧米人に対して劣等感を抱く国民に自信を取り戻させる為、スポーツ振興に力を入れる事を決意し、ターゲットが卓球で、中国の国技としたそうです!!
その理由として、体格の似たアジア人の日本が欧米人に勝っている。世界を席巻する日本がお手本になっていたそうです、まだ日本と国交もなかった時代ですが、周恩来首相は荻村氏達、日本人を招待し、技術指導してもらったそうです。
卓球を「国技」とプレーすることを奨励し、国策として選手強化したのが始まりでした。卓球台とラケット、ボールがあればどこでもできる。広い土地や立派な施設もいらない。老若男女が親しむスポーツとしても最適だと考えたそうです。
1959年の世界選手権男子シングルスで「容国団」が「中国選手として初優勝」そして、1970年代以降は、世界中で中国出身選手が活躍する等「卓球王国、中国」として知られ現在に至っています。
広い国土、多い人口の人達が、いつでもどこでも卓球を国技として楽しんでいる。この中から優秀な選手は山ほど出てくるのが、卓球王国中国になるはずですね!!!