WTTを観戦していても、日本選手がリードして勝ちが見えてきても、終わると中国選手の勝利と言う事が多く観られます!!
卓球は相手より1回多く返せば勝ちのスポーツで、それはどんなボールも同じ1点なんですね!
「入れる技術」と「決める技術」について書かれていました。その為、選手達はサーブの回転を工夫したり、ドライブやスマッシュといったスピードボールを打ったりと、試行錯誤しています。
卓球の1点とは、素晴らしいプレーでも、新しい技術を使った得点でも、又、相手のサーブのミスでも、全部同じなんですね。
大切なのは「確率」と「判断」で、積極的に得点を取りに行く技術は「決める技術」です。このバランスを上手く取り入れなければなりません。全部が全部スマッシュを打てるボールが来るわけはないし、全て ツッツキをしていたら相手に攻め込まれて負けてしまいます。
スマッシュでは、ボールが返ってくる毎に、高さ・速さ・コース・回転などから、「これはスマッシュができるボールか」を瞬時に判断しなければなりません!!バウンドが、30cmなのか20cmなのか、を見極める事だと思います。
「30cmの高さだと判別」 → 「7割〜8割で決めにいけるボールだと判断」 → 「スマッシュを選択」します。
「20cmの高さだと判別」 → 「決めにいくのは4割〜5割しか入らないボールだと判断」 → 「緩いドライブを選択」という事をプレーの中で行うそうです。
しかし、判断は、ゲーム終盤や、互いに緊張した場面で、1点も与えたくない時は、「入れにいく技術」を優先して選択する事が増える。 逆に、点差が離れて劣勢な時や、格上相手で普通にやっていては勝てない場合等は、4割〜5割しか入らないボールも積極的に決めにいく必要が出てきます。
入れる技術を選択した場合に気をつけたいポイントとは、相手選手に「決める技術を使わせない」様なボール打つ必要があるそうです。
それは…
・なるべく低く返す
・回転をしっかりとかける
・スピードはゆっくりでも、きっちりとサイドを割ったコースを突く
こういう意識を普段の練習から高く保っておく事が非常に重要ですね!。判断してギリギリで「入れる技術」を選択した場合でも、上記の様なボールで返球する事ができれば、1点を獲得できると思います。
決めにいける技術の確率を日々の練習で高め、そして、試合では、決めに「いけるのか」「いけないのか」の判断をしっかりする事が、卓球の上達の為には欠かせない考え方でしょう☆彡