2023年、コロナが明けて、卓球の試合が大変盛んになってきています。最近ぼちぼち、参戦して感じる事があります。
試合でのラバー交換で、シェークハンドで裏裏ラバーを貼っている選手が少なくなりました。卓球の試合で、プラボールに代わり、球が以前に比べて切れ味が少なくなりました。
対戦すると、切れ味抜群のラバーを使いながら、ナックルボールを操って戦っている選手も多い様です。
一般選手の間では、片面に粒高を貼った女子選手は多く見かけるものの、男子は多くありません。多くはありませんが、中学や高校の地方大会レベルなら、片面に粒高を使用している男子はそこそこみかけます。
格上撃破の「出澤杏佳選手」“超”異質ラバー誕生を読みました。 卓球は小学1年生で、最初は裏裏(フォア面、バック面ともに裏ソフトラバー)で始め、現在では、異質ラバーの中でも非常に珍しいフォア表、バック粒高というラバーを使用する様になったそうです。
出澤杏佳選手の使用用具
ラケット:ニッタク「剛力」
フォア面:VICTAS VO>102(2.0mm)
バック面:VICTAS カールP5V(OX)
そこで、異質ラバーは、世界では通用しないと言われてきましたが、つい先日の全日本選手権で、日本の五輪代表争いに勝利した「平野美宇選手」をベスト8位で破った、異質ラバー使いの「出澤選手」を目にしました。
トップ選手にシェーク裏裏ドライブ型が多い中、表粒という超珍しい両面異質の出澤杏佳選手が勝利して、異質使いにとってはこれ以上ない朗報となりました。
また、59歳になってもまだ世界トップクラスを破る倪夏蓮選手(ルクセンブルク)が、韓国のトップ選手を下しています。
早田ひな選手が、アジアカップで、インドの粒高ラバー使いの「バトラー選手」に敗れています。「バトラー選手」は、粒高ラバーの変化プレーに加えて、強打も強かった。その二面性あるプレーで早田選手にミスが出ていました。
女子世界最強の粒高選手の1人といえば香港の「チャイ・ポ・ワ選手」です。粒高プレーも当然ながら大きなスイングでのフォアハンドも特徴です。
男子では、スウェーデン選手権大会,2013, 優勝 している選手もいます。「ファビアン・オーケストロム」(Fabian Akerstrom)は、バック粒高の男子選手です。
世界でも効果を出している「異質ラバー」は、一般の試合では、効果を表している様で、殆どの選手が、裏裏ラバーではなく片面に異質ラバーを使用しているという事が、最近実感しました」。
このラバーを使いこなすのは、大変だと思いますが、挑戦するのも面白いかと思います☆彡