卓球練習では、バックドライブが打てるのに、試合でバックドライブが打てない…
これについて、練習方法や、原因を書いているものを目にしました。
自分が下回転サーブをバック前に出して、相手のバック側に来たツッツキを、ツッツキで返すのではなく、バックドライブで先に攻撃出来たら、試合展開が変わってくると思います。
戦術としたら、シンプルなものですが、試合の中ではこれがなかなか上手くいかない事が多いと思います。
又、練習でも、このパターンでレシーブの時、バックへのツッツキだけでなく、フォア前へのストップも混ぜると、とたんにバックドライブが全く入らなくなる。これは、試合の時の状況ですね!!
サーブして、ツッツキして、バックドライブするというのは、
「練習のための練習」であって、「試合のための練習」になっていなかったと書かれていました。
これは、「バックに下回転のサーブを出し、バックにツッツキしてもらったのを、バックドライブする練習」では、最初からバックドライブが打ちやすい位置にいて、しっかりとタイミングを合わせてスイングをする事ができるのは、練習の為の練習!なんですね!
バック前に下回転サーブの3球目の待ち方で、絶対にやってはいけない考え方は…
・バックにツッツキが来たらバックドライブで強打しよう
・フォアにツッツキが来たらフォアドライブで強打しよう
・フォア前にストップが来たらフォアフリックで強打しよう
試合では、こういう考え方で、サーブを出している事が多いですね。
下回転をバックにサーブ出した時の3球目の待ち方は…
■まずは待ち方を整理する事
①おそらく8割方バック側にツッツキで返ってくるだろう。
②残りの2割はフォア前へのストップ。
※この時は、サーブを出したら、すぐに「台とやや距離を取ってバックドライブの準備もする」
※2割のフォア前に来た時は、打点が遅れてもいいので、きっちりとツッツキで返球をして、相手の強打にそなえる。
(無理にフリックしたり、ダブルストップはダメです)
同じサーブを出した時、フォア前にストップが来る割合が多いと判断した時は、フォア前が6割、バックへツッツキが4割という待ち方に変更しなければなりません。
待ちを外されているのにもかかわらず、そこでも良いボールを打とうとするのは欲張りで、まずはミスをしない事。確実に入れる事。それが第一条件。という事が書かれていました。
フォアへのツッツキとバックへのツッツキの2つの場合。
同じくらいの割合で、バック5割、フォア5割で待つ。
この場合はフォアバック共に強打をするという考えを捨てて、やや打点を落としてもループ気味のドライブで対応。
そして、その後の5球目、7球目で強打で打つ。
無理に強打を狙いにいってミスが増えるよりかは、威力を落としても確実に入れていく方が、相手にプレッシャーがかかるという事だそうです☆彡
バックドライブで、無理やり強打は、練習をしていても、試合では、相手がある事なので、この考えに固執しすぎると、全体のバランスを崩し、独り相撲の様になって、試合に負けてしまうという結果を招いてしまいます!! この場合は強打強打は「あきらめる」事も重要になってくる事が良くわかりました。
卓球は対人スポーツ。相手がしたい事をさせないか、ということが非常に大切だそうです。相手も同じ。こちらがやりたい事をさせてもらえないのなら、こだわるのではなくそれを諦め、他のプレーにスムーズに切り替える事ができる選手が、試合で勝てる選!!!
次の練習では、試合に近い状況を練習で作り出して、待ちを外された時も、ある程度良いボールが打てる様に、レベルアップしたいと思います。