練習ではできるけど試合では使えないのは、技術習得までに、4段階を全てクリアできていないのではないかと、書かれていました。
この段階とは…
①技術を知らない段階 ②知っている段階 ③出来るという段階 ④やっている段階 だそうです。
試合で、習得したと思われる技術を使うには、この4段階の全てをクリアしておかないと実際の試合では使えない技術になってしまいます。
そして、たいがいの人は、その段階の途中で、試合に使いえないと挫折。「やっぱり使えない」とあきらめてしまいがちなんです。
つまり、技術習得にはそれ相応の時間がかかるという事なんですね。
この、記載にはその時間のかかる段階を、乗り越える方法が書かれていました。
「知らない段階」では、バックドライブのやり方、サーブのかけ方、技術のコツを知る等です。
これは、様々な書籍を読んだり、上手な人にやり方を聞くことです。しかし、技術のやり方やコツを聞く相手を間違えると、見当違いな方向に進んでしまう事も少なくない。とも書かれていました。
②の知っている段階では…
やり方やコツは知っているけれど、まだバックドライブができない、「やろうとはしているけれど、サーブを切ることができない」
この段階での回答は、練習量をこなす。同じ動作を何回も繰り返す練習をすると書かれています。
多球練習によってひたすらワンコースで 打ったり、下回転サーブを切る練習をする事が大切だそうです。
この段階では、単純に量が大切!!
③の出来る段階は…
量をこなし、打球感覚が磨かれたら次に「できる段階」になります。この段階では、意識すれば振れるといいます。
ポイントは「意識すればできる」という事で、逆に言えば「意識しないとできない段階」だといいます。
しかし、たいてい人は、この段階に到達したら、試合で使える様になったんだと勘違いしてしまうそうです。でもこの段階で試合で使おうとすると、実はまだできないそうです。
この段階で必要な事があるそうです。
一口に言えば、判断を伴う練習をしなければならない様です。
たとえとして、バックドライブでは…
バックにストップもしくはツッツキをしてもらい、それをストップもしくはバックドライブをするとあります。
つまり、他の所に意識をおきながら、その技術をできる様にする練習をしないとなりません。判断が必要な練習をたくさん積み、実際の試合で使ってみます。
④の最後のやっている段階…
バックドライブを無意識に振れる。 又、ブロックの時無意識に体が反応すると言う様に、無意識でその技術ができてしまう状態になります。
たいていの人は、この長い時間に耐えられずに、途中の段階で「やっぱり試合では使えない」と挫折してしまっているそうです。
皆さん、挫折せずに最後まで頑張ってみましょう☆彡