11/12には、日本トップ選手、男女シングルス各32名による、パリ五輪予選会があります。このトップ選手のスーパープレーで、選手達の判断はどうなのか勉強しながら観戦してみたいと思います。
相手のボールの長短を判断して打つ事は、卓球の試合で一番難しいと思います。これのコツを書かれたものを目にしました。
相手のサービスが台から出ている時、ツッツキで返球し打ち抜かれた事や、相手のストップが台から出ないのに打って失点した事があります。
「台から出るか出ないか」の判断のコツは…相手のボールが長いか短いかを見極める方法にあります。
練習方法…ハーフロングボールの判断
下回転で「台から出る長いボール」と「台から出ない短いボール」を出し分けてもらい、それを打つ。
長ければドライブ、短ければフリックをします。
長短の判断 ポイント①長い か、 短いかのどちらかで待つ様にして、わからなくても、どちらも待たないと、どちらにも遅れてタイミングが崩れ、対応できません。
この方は、長いボールを待っており、長いボールが来た場合はしっかりと打つ準備ができているという。そして、長いボールを待っていて、短いボールが来た時に、この「長い」待ちから「短い」が来た時の対応をポイントにしているそうです。
長短の判断 ポイント②「長“い”」か「長く“ない”」かの表現がいいそうです。
「長い」か「長くない」か、(短い待ちの時は「短い」か「短くない」が)、この表現が大事で、この言い回しがポイントとなる。
長いボールの時は「長“い”」の「い」でインパクトし、長くない(=短い)ボールの時は「長く“ない”」の「ない」でインパクト!!これは「長“い”」と「短“い”」では失敗するという。
「長く“ない”」のメリット
一文字目が違う時点で最初の判断をミス、「短“い”」だと慌てた感じになり、ボールが自分のコートに落ちた位置に突っ込んでいくタイミングになってしまう。
逆に「長くない」だと言葉が長い分、間ができます。その時間で、ボールを頂点まで引き付ける事ができます。
自分のコートに落ちてすぐの位置よりも、頂点まで待てた方よく、ボールが落ちてすぐはネット際ですが、頂点だと自分のコートの真ん中迄来ています。頂点まで待てる事で、足を動かす量も少なくなり、フリックも頂点で行う方が入りやすくなります。「長くない」と言っている間にベストな位置にボールが来る。
タイミングを掴む為にも、最初は「長い」「長くない」と声に出しながらリズムを掴んでみましょう。しかし、試合で「長くない」等と声に出せないので慣れてきたら声を出さずタイミングを…。
動作を変えるという練習は他の技術にも使えますね!例えば、対カットマンに「打つ・打たない」の時にも使えるでしょう!!この「〇くない」のワンクッションが本当に大事の様です。
普段の練習で、意識してやってみたいと思います☆彡