マカオで2022年10月19~23日に開催されたWTTチャンピオンズが、男女とも、中国選手の優勝で終了しました。
日本人では、伊藤美誠選手の準決勝が最高成績で、終わりました。水谷氏の言葉で、中国選手も伊藤選手への対応は、バッチリできていて、伊藤選手もそれ以上の事をしないとならないから、きわどいコースとかを狙わないとならなくなる。それが結果としてミスに繋がる。もっと何かを変えないと中国選手には勝てないという事です。
準決勝の「陳幸同選手」とは5回位の対戦で、1勝とする苦手な相手だっと書かれていました。現在 陳選手は中国で5人内に入るそうで、実力も上がってきている様です。そして、観戦していると守りが固くミスの大変少ない選手でした。
陳選手は伊藤選手に対し下がった位置でプレーし、伊藤選手のミスを誘っていた。下がっている事で、伊藤選手の奇襲も対応できていたと思われます。一方、伊藤選手は一発じゃ抜けないから連続で強いボールを入れようとしてミスが出ていました。伊藤選手が今のスタイルで、中国と対戦を続けるなら下がった相手を打ち破る為に、何かを考えないといけないのでしょうか?
準決勝の結果です。
陳 幸同 VS 伊藤美誠
(4-1)
7-11
11-5
11-4
13-11
11-8
男子は「王楚欽選手」が優勝しました。
世界ランキング2位の「馬龍選手」に準々決勝 で勝利!「王楚欽(中国) 7,7,-9,-8,8 馬龍(中国)」
そして、決勝は、世界ランキング1位の「樊振東選手」との同士打ちとなりました。
決勝は、フルゲーム迄もつれ込み、優勝を勝ち取りました☆彡
決勝…
王楚欽(中国)VS 樊振東(中国)
(4-3)
11-5
12-14
12-10
8-11
11-1
9-11
11-8
この大会では、波乱も多く観られました。陳夢選手がセーチ選手に、王曼昱選手がユエン選手に敗戦、男子もA.ルブランが梁靖崑選手から勝利をしていて、ヨーロッパ選手選手の活躍が光っていました。
結果、優勝でサウスポーの「王楚欽選手」は、WR1位、2位選手に勝利。中国では男子も女子も若い選手が優勝で、世代交代の様子が見えてきました。
10/27~30には、中国でWTTカップファイナルズが行われます。ここで、日本選手のリベンジを期待しています!!!
日本選手は、張本智和、伊藤美誠、石川佳純、木原美悠の4選手が出場予定です。