世界卓球団体戦、7日に中国・成都でWR3位の男子日本は準々決勝に臨みWR9位のポルトガルを3-1で破り、2大会ぶりのメダルを確定させました。このリベンジに成功した裏には、「眠れない夜」を経験した張本選手がいたそうです。
この記事を最後まで読んで、張本選手が今大会の真のエースに成長した事が分かりました。
張本選手は第2試合危なげなく勝利。第3試合ポルトガル戦で、3番手が破れ、運命は4番手エース張本選手に託された。「ここで決めるしかない」と思ったが、第1Gは気合が空回り!田勢監督に「勝ちたいんだったら一本、一本やるんだよ」と肩をたたかれ送り出された。
この言葉に張本選手は「ハツと」させられたという。「自分のミス。別に相手に何かされたわけじゃない。ミスをしなければ流れは来る」別人に変貌した!!ここから、水谷選手から自分に託された日本のエース、この大会で大きな経験になっているそうです。
水谷選手から新時代へ転換の始まりは、4年前の「眠れない夜」だったが悔しさはずっとあったという…
東京五輪の前。水谷選手と話し込み、経験談で「4年に一度の舞台。本当に緊張するから」。どんなに経験を積んでも、プレッシャーのかかる世界大会。心の準備の仕方を教わったそうです。
「水谷さんも自分自身がエースだという自覚があったと思う。それを次は自分に託してくれた」
水谷選手は「張本選手のプレーを見て、頼れる後輩がいる事は凄く嬉しいですし、卓球界の男子はこの先も明るいんじゃないかなと思っています」と期待してくれたといいます。
リベンジを狙う今大会は、4年ぶりの開催となった。水谷選手が引退し、丹羽選手が出場辞退。エースの期待は19歳の背中にのしかかってきました。 ここで教わった心の整え方が生きたそうです。
五輪という事で日本の期待は大きいが、実際はいつもと変わらない相手。今大会は世界卓球だと意識せず、TリーグやWTTツアーと同じ気持ちでプレーしたといいます。学生時代の全くプレッシャーを感じていない時期があった。そういうメンタルに近づける為にいつも通りやる意識を持つ工夫をしたそうです。
この日の試合前、田勢監督の前で「やばい、緊張してきた」とポツリといった。これも敢えて弱音を漏らすメンタルコントロールで「自分で抱え込むよりも、共有した方がいい。監督はきっと理解してくれるので」
…この心の整え方で真のエースへ変貌しています。
8日の準決勝は、10連覇を狙う最強中国戦。みんなで一致団結で、エースとしてガンバレレ〜ー
卓球ニッポン新時代を背負う最年少の栄光はここから始まりますね☆彡