卓球「WTTスターコンテンダー欧州サマーシリーズ」ブタペストの5日目、女子シングルは4強に入ったのは、唯一石川佳純選手(WR11)でした。16日の準決勝は、WR4位の「王芸迪選手(中国)」と対戦となりました。
準々決勝では、石川佳純選手(WR11)が「ブルーナ・タカハシ選手(WR18)ブラジル」を3―2で勝利し準決勝へ!!
「伊藤美誠選手(WR5)」は「王曼ユ選手(WR3)中国」に2―3で惜敗。
「早田ひな選手(WR6)」は、「孫穎莎選手(WR2)中国」に0―3で敗れました。
女子シングルスでは、中国の壁はまだまだ分厚さを感じますが…早田選手の孫選手戦を観戦しましたが、あと少し攻めを先に展開出来たら、勝てたのかもしれないと言う様に感じました。石川選手が4強になったのは、中国選手ではなくオーダーのラッキーなのかと思い、観戦してみました。
【準決勝】結果は…
石川佳純選手
VS ◎王芸迪(中国)
(1-4)-5.5.-3.-6.-10
1G目…王選手の力強いラリーにも、中盤まで5-5の対で戦っています(5-5)。ここから引き離され5-11でマッチを制された。王選手のサービスにレシーブミスで首をかしげていた。そして、最後はミドル、左の弱点のフォアの深いコースを突いていた。
2G目…石川選手も終始、王選手の力強いラリーにもしっかりついていて、対等なラリーが見られました。このゲームでは王選手のサービスにフォアロングで返球し得点を挙げていました。
石川選手もラリーでミドルや長いコースを攻めたり、王選手の強打を柔らかくブロックしたりしてマッチを制しゲームを1-1と取り返した。石川選手の成長と好調の良さを感じました!!
3G目…王選手とのラリー戦での最後に、フォアの深いコースを突かれて得点されている場面が多くなった。石川選手も、回り込んだり、ミドルに柔らかく返球したり、レシーブをチキータでしたりしていたが、ネットに阻まれた。
4G目…序盤0-4で石川選手が「タイムアウト」を取るが、流れは変えられなかった。しかし、6-11迄拳闘していた。
5G目…このゲームは終始1点、1点の取り合いで、9-10迄取り合っていて中国王選手が、ここで決めたいと「タイムアウト」を取った。タイムアウト明けは、石川選手もラリーを制してジュース迄持ち込んだ。しかし中国の山は高い、王選手の初めて出すサービスに大きくオーバー、やはり最後はフォアコースの深い所にボールは突き刺さった。
石川選手が、強打でミスの少ない中国選手とのラリー戦を観られました。石川選手がベスト4入りしたのに納得できました(*^^)v
まだ、中国戦があります、応援しましょう!!!
『ダブルス準決勝』
伊藤/早田 VS 李皓晴(中国香港)/陳思羽(台湾)
『混合ダブルス決勝』
張本/早田 VS 王楚欽/王曼昱(中国)