2022年07月16日のブログ

「卓球 WTTスターコンテンダー」中国世界卓球女王ペア壁に挑んだが…


 卓球 WTTスターコンテンダー・ハンガリー本選3日目の15日、期待の女子ダブルスが行われました。
 
 「女子ダブルス準々決勝」
石川佳純/平野美宇- VS 孫穎莎/王曼昱(中国)

伊藤美誠/早田ひな VS 田志希/梁夏銀(韓国)

結果は…「石川/平野ペア」は「孫穎莎/王曼昱」中国ペアを超える事ができませんでした。
「伊藤/早田ペア」は、韓国を破り4強に進んでいます。期待の日本人ダブルス対決は、まだ先の様です。

 東京五輪団体でダブルスを戦った『かすみう』ペアは8ヶ月振りの今大会。しかし、準々決勝 対戦相手ペアは、世界卓球2連覇中の中国の「孫/王ペア」でした。ダブルスでは日本ペアの様に「右利きと左利き」が有利とされていますが、中国ペアは、右利き同士です。中国ペアのフットワーク力とコースの良さが上回っていた様です。

 日本ペア、第1ゲームは惜しくも9-11で落とした。第2ゲーム目はフォアで日本ペア11-8でゲームを取り返した。第3ゲームは中国ペアの速攻が決まりだし、8-11で日本ペア連続ゲームをとれなかった。第4ゲーム目は日本ペアの粘りで10-10のジュース迄追いついたが、中国ペア11-13でこのゲームを制し、惜しくも日本ペア フルゲーム迄にもっていく事が出来ませんでした。

『WTTスターコンテンダー 女子ダブルス準々決勝』
平野美宇/石川佳純
◎孫穎莎/王曼昱(中国)
(1-3)-9.8.-8.-11

 ダブルスでは日本ペアの様に、普通「右利きと左利き」で組む方が「動きが重りにくい」のでラリーが長くなった場合、フォアハンドで連続攻撃のしやすいのが右左ペアですね。その不利を感じさせない動きの「右利き同士」の中国ペアです。
中国ペアの第3ゲームの速攻攻撃が決まりだし「ラリーに持ち込まないという事」がしっかり練習でできているのが、中国ペアの勝因だと思います。

...........
『WTTスターコンテンダー 女子ダブルス準々決勝』
◎伊藤美誠/早田ひな
田志希(JEON)・ 梁夏銀(YANG)ペア(韓国)
(3-2)8.-7.2.-10.8

 観ていて、3ゲーム目の2点で勝った時は、このまま3-1でマッチを制するかと思われましたが…、そんなマッチゲームになると、勝ちたい気持ちの日本ペア、負けられない韓国ペアの試合模様が正に映し出されていました。

 韓国の田志希選手と早田ひな選手のシングルをYoutubeで観ました。3ゲーム連取で田志希選手が勝っていましたが、ここから早田選手が反撃 4ゲーム連取で勝利しました。田志希選手はフルゲームの後半涙がにじんでいた。そしてコーチのいるコーナーに戻るとしゃくり上げて涙していました。
 
 このダブルスでは、早田選手のサービスを何度もミスをしたり、返球ミスも起きていました。反対のペア戦では伊藤選手のボールに対してうまくコントロールができていてゲームを取っていた様です。
 
  韓国のトップ選手「田志希(チョン・ジヒ)(JEON Jihee)
ラケット…インナーフォース レイヤー ZLC
ラバー…(表面)…キョウヒョウ NEO 3
ラバー…(裏面)…テナジー05
左シェーク攻撃型。

 ちょっと気になり調べました。中国(河北省)から韓国に帰化して代表としてプレーしている選手で、左シェーク攻撃型の29歳です。世界ランクは12位(最高10位 2022年2月)。早田選手との対戦成績は3勝14敗です。
日本でも「日本生命レッドエルフ」に2ndシーズンから3rdシーズンまで所属していましたが、2021.9に4thシーズンから、登録を抹消していました。3シーズンでは石垣選手、平野選手、森選手、ユ・モンユ選手、陳思羽選手、田志希選手等の名前がありました。

「みま、ひなペア」は、有利な「右利きと左利きペア」4強に進んで、中国の壁を撃破出来るでしょうか☆彡
ダブルスの「右、左(ひだり)ぺア」と「右、右ペアの」動き方を勉強しながら、応援しましょう!!!
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