2022年04月30日のブログ

卓球技術、 ペンホルダーのバックハンド角度打ち!!


 ペンホルダー選手の卓球技術で、バックへの厳しい下回転をどうするかは大変重要ですね。 
これが、できないとした下回転ボールは、ツッツキで処理するしかないと、試合の行方が変わってきます。ペンホルダーのバックへの下回転を、角度打ちで返すと、先行して攻撃に繋がります。
そのコツと練習法を読みました!!

ペンのバックでの角度打ち
ペンホルダー、特に「ペン表」の選手が、レシーブやツッツキ等でバックに下回転が来た時にできる、バックハンドでの角度打ちです。

基本的にフォアハンド主体で攻撃する表ペンホルダーの選手が、急にバックに厳しい下回転を送られるとツッツキ返すしかないといった場面を多く見ます。

この時に、回り込まずにバックハンドで軽く角度打ちををする事で、相手の嫌がるボールを出す事ができます。

角度打ちのポイントは3つ…
 ①グリップ
通常ペンホルダーのバックハンド系の技術はラケットから親指を外して、フォアハンドとは異なるグリップで行うが、このバックハンドの角度打ちを行う時には、親指は外さずにフォアハンドの時と同じグリップで行う様にするそうです。
それでフラットな面で打球する事ができ、下回転が持ち上がりやすくなり、球質もナックルボールになります。

 ②中指
バウンド直後を狙って、中指の押しで打球する。
大きなスイングは行わず、ボールの下にラケットを入れ、中指の押しだけで打球します。
スイングをちゃんとし過ぎてしまうと、ナックルではなくなってしまうといいます。
その時に一番大事なのは、手先だけではなくて体全体でボールの下に入る事。

 ③ラケットの当たる位置
3つ目は、ラケットの下側で打球する。
ラケットの上側(根元側)に当ててしまうと、回転がかかってしまいます。
角度打ちは弾く技術です、できる限りラケットの下側(先端側)で弾く様に打球します。

 ここからはこのバックハンドの「角度打ち」の練習法
1.レシーブでの展開です。
相手に長い横下回転系のサーブをバックに出された時に、そこを回り込むのではなくてバックで角度打ちをして、返ってきたボールをストレートにプッシュ、回り込んで強打などの展開。

2.もう一つは、自分でフォア前に下回転サーブを出して、バックにツッツキが来た時に、早い打点でクロスに角度打ちする展開。

 裏面打法はグリップも変わり、難易度も高いです。
そこで、ペンホルダーの「バック角度打ち」は、特にペン表の選手には、裏面よりも良い技術だといいます
また、この角度打ちはフォアからグリップを変える必要もなく、ピッチの早い展開に持ち込む事ができます。
ペンホルダーを使っている選手の皆さん、バックでの角度打ちをマスターして、試合を先行してみましょう☆彡
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