2022年04月09日のブログ

卓球ダブルスのサインの意味


 卓球のダブルス戦を観戦した時、サービス、レシーブをする時に、台の下で何やら小声で話をしながら、又、目くばせしながら指を動かしているのを見た事がありますか?

 卓球記事で、この意味の説明がされていました。一口で言えば、サーブレシーブのサインをしているんです。卓球はテニスやバドミントンと違い、ダブルスでは、二人が必ず交互に打たなければならない為で、自分が打ったボールの次には、パートナーが打ちます。パートナーにどんなボールが来るかは、自分が打ったボールで決まる確率が高く、他の競技以上にコミュニケーションが重要になってきます。

 ダブルスを組む相手と最初に、決めるのがサインです。
私達は、あまり難しいサインを決めても、サービス、レシーブの技術が伴わないと、信じたパートナーの動きと予測が合わなかったら、ダブルスは勝てません!
 
 このサインにはルールはありませんから、二人で決めています。
一般選手達は、技術のせいでしょうか? 割に単純です。 サービスを出す選手が,小指を出して「小さいサービス」、人差し指を出して「大きいサービス」、そして、切れている時は、指を折ったりしています。
又、横サービス、上回転サービス、ロングサービスと色々あります。親指を使ったり、グーを使ったりしています。

 野球では捕手が球種を決めてサインを出し、投手が首振りで答えていますね。 卓球のサインを出すのはどちらとは決まっていません、
サーブレシーブに入る選手が「こうします」と出す場合もあれば、「こういう攻撃をしたいから、このサーブを出して」と、パートナーが指示をする場合もあります。
チームごと、同じサインでも意味が違ってきますので細かく説明を読んでみました。

「レシーブ」では…
台の下で指差しするサインとは…ゆびが向いてる方向に打つという意味があります。

 小指と親指では…右利き選手では、小指がフォア側、親指がバック側
ラケットも同時で触るサインでは…ラケットを台に見立てて「このあたりを狙います」と伝えるので、レシーブの長短やリスクのあるコースを狙うのか、安全に返すのか等迄、パートナーへ伝える事ができます。
同じ長いボールでも、フォア寄りに送るとかを伝えられます。
レシーブの場合は、サービスの回転に合わせて打球をします。

 「サービス」の場合では…
 コースに関してはフォア側からフォア側に出すと決まっていますね。
サービスは、2つをペアに伝えます。自分で回転を決められる為「回転の種類」と「長さ」

①一般的には、小指を立てたサインを出した時には、「短いナックル(回転が少ない)サーブ」でしょう。
そして、指を曲げたら下回転、伸ばせば上回転かナックルだ。

②他の決め方の場合、「小指が下回転系、人差し指がナックル、親指が強い上回転だ。そして指を曲げると短いサーブ、伸ばすと長いサーブとなる。」というペアもいるそうです。
 
 ラケットを触る場合は、②のサインと似ていて、回転を指で表し、コースはラケットを触って示す。
ラケットのグリップに近い所を小指で触っていたら、短い下回転。

 ※薬指と中指はあまり使いません。人差し指や小指と比べて、曲げ伸ばしがしにくい為ですね。

基本的な卓球のダブルスのサインでした。
しかし、ペアで決めた“2人だけのサイン”や“学校独自のサイン”などを使う人もいます。

また、レシーブのサインは、試合の終盤でしか使わないペアは、序盤はまずフラットな状態で受けてみて、相手ペアの癖などが分かってから、ボールを集めるコースを決めているという選手達もいます。

 にわかに、ダブルスを組む場合、①の選手がいきなり②を使っている選手と組んだ場合、何だか慣れるのに大変だと思います。
一般の私達は、①で、裏面の表ラバーを使うや」、このコースに出す等があります。

 いつも組んでいない選手同士では、単純なサインで、試合に入る前によく話し合っておくといいと思います。
これから、ダブルス観戦の時に、サインにも注目して、次のプレーを予想してみてはいかがでしょう!!
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