東京オリンピック卓球男子団体戦は、8/2に2回戦が行われ、WR23位のオーストラリアにストレート勝利を収めました。
今日、8/3 準々決勝を戦いました。
結果は、スウェーデンを3-1で下し、8/4の準決勝に進んだ。
3位決定戦 があるので、メダルはまだ確定していません!
「日本 VS スウェーデン」
①「丹羽、張本」VS「ファルク、シェルべリ」
②水谷 VS ファルク
③張本 VS シェルべリ
④丹羽 VS ファルク
⑤水谷 VS シェルべリ
■第一試合…ダブルスでは、ペアを前日の「丹羽・水谷組」から、「張本・丹羽組」に変更。
3―1で制した。
ダブルスの「丹羽・水谷組」は世界的にも珍しい左利き同士のペアだった。
相手に対戦の経験がなく有利に働く事も考えられたが、左利き同士は、体を入れ替える動作が難しいとされる。
水谷選手は試合後「正直、難しいと思った」と話していました。
■第二試合…水谷 VS ファルク
残念ながら、1-3で落としました。
ファルク選手は、フォアに表ラバー、バックに裏ラバーの選手で、190センチの長身で、上から表ラバーで,
スマッシュを打ってきました。
水谷隼選手は、表ラバーに合わず、バックラバーに送ると、ヨーロッパ選手の硬いバックハンドが炸裂していた。
■第三試合…張本 VS シェルべリ
シェルべリ選手と張本選手とは、若手同士の対決!
:第1ゲーム、出だしからシェルべリ選手は、よく足が動き、快調な試合運びで、1ゲーム目を
取りました。
:第2ゲームも、終盤まで張本選手の戦術が固まっていない様で、シェルべリ選手のりードが続いています。
終盤近くになると、張本選手の凡ミスが少なくなってきた様です。
それと同時に、シェルべリ選手が不安定になってきた。
張本選手らしさを取り戻して、1対1になった。
:第3ゲーム…張本選手は足も動く様になってきた。
ヨーロッパ選手の得意のバックバックでも、張本選手がポイントを重ねる。
張本選手の大きな自信にも繋がって、声も出てきました。
台下に潜り込んだボールも、カーブロングでフォアに入れてポイントを掴む。
シェルべリ選手は、戦術を変え、バック側でも回り込み、フォアハンドで応戦するシーンが増えてきた。
そして,張本選手のサービスにも、強気で攻めてきて、1本差に追いつかれたが…
張本選手がこの試合を勝ち切った!!
■第四試合…丹羽 VS ファルク
:第1ゲーム…12-10
:第2ゲーム…11-5
ファルク選手は、淡々と涼しい顔でプレーを進める丹羽選手に、焦りが見えます。
台を拭く指示をしたりして間を置いている様だ。
丹羽選手は、そんなにビックプレーには見えないが、相手ファルク選手のミスを誘っている。
ファルク選手が、バックにボールを置くと丹羽選手がすかさず回り込む。
フォア側にコースと突くと、待ち受けてストレートスマッシュが来る。
:第3ゲーム…丹羽選手が涼しい顔で、ストレートスマッシュを決めていく。
丹羽選手、フォアにツッツキ、フォアドライブをさせて、カウンター!
スウェーデンは「タイムアウト」
タイムアウト明けは2本連取をしたが、丹羽選手の全く下がらずプレーを進める、打点の速いラリーにミスが出るファルク選手!
日本は「10-4」のマッチポイントを向かえた所でタイムアウトを取りました。
ベンチの4人で、マッチの1本の戦術を話し合っていました。
最後は、丹羽選手のロングサービスから、フォアに来るボールを待ち受けカウンターで仕留めました。
日本男子チームの、オーダーは大成功でした☆彡