◆女子シングルス 3位決定戦 結果
○ 伊藤美誠 4 (-6.8.7.7.6) 0 ユー・モンユー
伊藤選手にとっては悔しさいっぱいの「銅メダル」獲得となりました!
私はすごいな〜と思うんですけどね (^^♪
3種目「金メダル」を目標に掲げてきたこの5年間。
獲得した瞬間、笑顔はありませんでした。
勝利をしたときに獲得できるメダルは「金メダル」と「銅メダル」
オリンピックは3位決定戦があり、準決勝で負けてしまってもメダルは頂けないんですよね。
日本卓球界、女子シングルスではオリンピックのメダル獲得は「伊藤選手」が初となりました。
そんな中でも満足に行く結果とはならず、悔し涙がこぼれ落ちてしまいました。
さてさて試合の方はといいますと、対戦相手の「ユー・モンユー」選手!
準決勝戦で痛め足の影響が心配されましたが、大丈夫のようでしたね。
1ゲーム目は11−6とユー選手が先制。
ツッツキのボールがよく切れているところや「伊藤選手」のフォアー側をうまく攻めていた試合でした。
2G目は、ユー選手のフォア前に出すサービスが効いていましたね。
・お互いバックハンドが強いということ
・シエイクハンドの握りの構造上、フォア前のボールがとりずらいこと
…
シエイクハンドの選手と戦うときは、ここのコースに出すパターンは多くなりますよね。
バックハンドでは回り込んで打つのに一番遠いところなので、台上で強く打たれないということもあります。
また、伊藤選手は強く打たれない・コースを限定させるよう色々なサーブの引き出しを持っているようです。
3Gもサーブを軸に効果的にポイントをあげていきます。
フォアに振られるも足が動き反応していましたね。
4G。
8ー7「伊藤選手」のサーブが少し長くなってしまい、レシーブを撃ち込まれてタイムアウトを取ります。
サービスは回転のわかりずらさも大切ですが、長さも気を付けなければいけないんですね。
5G目
4−2となったところで「ユー選手」はタイムアウトを取ります。
「伊藤」選手はユー選手のボールにタイミングも合うようになります。
サーブもよりわかりづらさが増し、最後もユー選手のレシーブがネットにかかり、
「伊藤選手」のシングルスの戦いに幕が下りました。
4年に1度のオリンピック
(今回は5年に1度となってしまいましたけど)
五輪に出られる選手は、実力もさることながら「運」も持ち合わせていないと出場できないんですよね
さらにメダル獲得ともなると、なおさらではないでしょうか
昔は「オリンピックに出場することに意味がある」
な〜んて言っていましたけど、私はそうだなと思います。
今大会は、なおさらそう思えました。
もちろん勝負の世界なので、結果がものをいうんですけれど。
「伊藤選手」の準決勝戦も0−4のストレート負けではありましたが、そこまでの差があるのか!?
といえばそんなことはなかったですよね
対戦競技であるむずかしさ
大魔王も人間らしさが見えてしまうと、やられてしまうのかも
8月1日より団体戦
3人娘で力を合わせ、最後まで!!