今シーズン、新型コロナウイルスの影響で、数多くの大会が中止となって、多くの選手達は実戦を失っています。
ですが、国内でTリーグが観戦者なしで行われました。
12/29日、家で自粛中に友人から、TVK3チャンネルを何気に回したら、Tリーグ戦をやっているとlineがあり、すぐにチャンネルを合わせました。
対戦は「琉球アスティ-ダ」VS「岡山リベッツ」でした。
練習強化が難しく、技術UPを望めなかった選手も、たくさんいると思われます。
久々の、トップ選手の対戦を目にしましたが、やはり素晴らしく勉強になりました。
そんな中、張本選手は…
自粛期間中に、フォームの大改造を行っていました。
得意のバックハンドに加え、苦手だった「フォアハンドの威力と安定性」が向上していました。
W杯での馬龍選手戦で見せてくれました。
張本選手は、2018年大会以来の全日本優勝を目指しているはず…
昨年の決勝での、宇田選手対策も頭に入れていると思います。
宇田選手は、張本選手に「フォアサイドへのハーフロングサーブを打たせてカウンター」の戦術。
ジュニア時代から、凌ぎを削ってきた「宇田選手と張本選手」は、永遠のライバルと言えるでしょう!!
水谷選手は…
水谷選手の新しい武器として「チキータ」
邱監督から、ダブルスでは、水谷選手が得意とするストップレシーブではなく、相手にプレッシャーになる「チキータ」でやってほしいといわれている。
しかし、水谷選手は、これまでも練習ではチキータはできていたが、実戦で使う機会が少なかったという。
昨年、ミックスダブルスの実戦で使い、自信がついてきている。
石川選手は…
石川選手はW杯後のTリーグで、普段 対戦しない選手「異質ラバーを片面に張る左利き」の、変則的な球やコースの見極めに苦慮して、3−2で敗戦していた。
この対戦選手は、同志社大学では全日学優勝、社会人になってからも世界選手権選考会で、長崎美柚選手を下す程の力を持つ実力派左腕の「成本綾海選手」
ですが、石川選手、持ち味の強力フォアハンドは、下がらず強さは増していた。
そして、磨きのかかった威力のある球で、何度も打ち抜いた!
石川選手は、11月のW杯などで国際大会を経験、国内Tリーグで3戦3勝と「試合勘は戻っている」と話していました。
「オリンピックに向けて、目の前の一試合一試合を大切に、課題を持ってレベルアップしていきたい」と言っている様に、どんな試合からも吸収している様子がうかがえました。
伊藤美誠選手…
WR日本最高位の伊藤美誠選手は,国内Tリーグには、参戦していませんが…
1月には全日本選手権を控えている伊藤選手、
前回、全日本選手権大会は3位に終わっていて、その雪辱戦になると思われます。
大会近くなり、戦闘モードになって密かに技術UPが伺えます!!
コロナ禍での選手達の努力と向き合い方が、観られる全日本選手権となりそうですね☆彡