8か月ぶりの中国で国際大会に出場後に、腰痛を発症しながらTリーグ大会に出場していました。
しかし、その影響もあり、19歳の戸上隼輔選手に2-3で惜敗
それでも、唇をかみながらも前を向ける理由があった!!
「張本智和選手」世界制覇へ向けて、試合の無いコロナ禍に、フォームを大改造していたことを、卓球ニュースで知りました。
張本選手のフォアハンドの特徴は、大きなバックスイングと振り抜く威力。
若いという事もあり、張本選手は攻撃できるボールを、ほぼ全てフルスイングしていた。
そのスイングは、世界に通用する一撃であり、逆にスイングせず相手の強打を受け止めるブロック技術も持っていた。
世界の多くの選手は、6〜7割のパワーで打つ中打スイングが試合の大半を占めている
張本選手は、ここがない儘、勝ち続けてきたけれど、長年の課題と感じていた。
これは世界のトップランカーとして大変珍しいといわれている。
張本選手は、フォアハンドに気を取られ、得意のバックハンドでもミスを重ねる悪循環で、この先の世界で勝ちづづける事が困難に思えた。
このコロナ禍で、フォーム改善のチャンスがきた。
一つ目は、バックスイングを小さく、体に対して高くキープされた。
又、この新フォームの習得から、中国選手でも、ノータッチで打ち抜くドライブ!!
この二つ目の習得ドライブは、横回転のかかったシュートドライブです。
その二つを、証明したのは…
ワールドカップ準決勝で張本選手と対戦した、馬龍選手戦でした。
中国は「過去の張本対策が効かない」との戸惑いが明らかにあったと思います。
対戦の出だし、ゲームカウント3-1と張本選手が、リオ五輪金メダリスト「馬龍選手」を追い詰める場面もあった。
観ていて、勝って決勝へと進むと思われるほどでした。
しかし、遠征と隔離等、色々と順調に試合の臨めない部分もありますね!
結果よりも、頑張ってきたものは身になっていたのを、この目で見させてもらいました(^^)/