2020年11月22日のブログ

伊藤選手! 中国同世代ライバル選手に敗戦!


「ITTFファイナルズ大会3日目」の11月21日、女子シングルス準決勝で「伊藤美誠選手(WR2)」が、次世代中国エース候補の「王 曼昱選手(WR5)」にストレート負けを期した。

伊藤選手は、国際大会で、王選手に2勝8敗としている。

しかし、2019年スウェーデンオープンでは、伊藤選手が4-1で勝利している。

王選手は、21歳で176cmの長身選手です。

因みに、伊藤選手は20歳で152cmです。

今回の対戦は、-3.-4.-9.-6の点数で0-4のストレート負けでした。

王選手は、伊藤選手の速いボールに対して、距離をとって戦っている様でした。

長身で長い手足、腕のシナリがあるバックハンド等、伊藤選手のタイミングが崩れ、
攻めるもミスが多かった。


「なぜ中国は強いのか!」という記事を、平野早矢香さんが書いているのを目にしました。

選手層だけじゃない土俵の違いがあるという…

中国の場合は、国から省のチームとピラミッドが完成しているという。

省チームの中に1、2軍があって、1軍のトップの選手がナショナルチームの2軍に入ったりする。

期待の若手の50人で合同合宿があり、そこで25人ずつに分けての総当たり戦。

危機感もある入れ替え戦が、定期的にあり、いくらでも代わりがいるという感覚がある様です。

国際大会で敗れた時には、「なぜ敗れたのか?」と生放送特番で、視聴者の前で糾弾された事があった。

世界選手権で優勝する様な選手が、寝坊して反省文を書かされて、外を走らされたという話も聞いたといいます。


中国は、土台となる卓球人口も多いので、練習相手も豊富。

「精神的にも鍛えられる環境だから強くなりますよ」と平野さん!

しかし、今 日本でも才能ある選手が沢山出てきて、切磋琢磨しています。

日本でトップに行けば、今や世界でメダル候補という時代で、選手の意識も高くなる。

以前よりも中国との差が縮まっているのは、間違いないと話していました。

日本卓球をメジャーにしたのは「福原愛さん」がいたからとも話していました。

愛さんは、天才でもないが、負けた試合の直後に1,000本ラリーをしていた程の努力家と…

皆も頑張れば、夢の舞台に行けるかもしれませんね(*^^)v
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グランドファイナル最終日
11月22日(日)

女子決勝16:00~
陳夢(CHN) vs. 王曼昱(CHN)

男子決勝16:50~
樊振東(CHN) vs. 馬龍(CHN)
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