Kクラブでも7月より再開されていますが…
人数を考え、換気、消毒と色々な方面で試行錯誤しています。
ダブルスなどは行わず、数ヶ月ぶりで基本技術を取り戻したり、新しい自分卓球を見つけに歩きだしたりしています。
こんな中、トップ選手のこんな話も知り、紹介したいと思います。
このCORONAにもめげず自分を変えていた選手がいた。
その選手は、Tリーグ女子MVP・森さくら選手です。
一世一代の”バック表作戦”を敢行し、見事勝利。
大胆な作戦と勝利への執念が生み出した、驚異のベストゲームを、7月18日「卓球ジャパン!」で知りました。
名古屋戦でのビクトリーマッチ、「ハン・イン選手」との対戦。
普段は「両面裏ソフトラバーの森さくら選手」がバック面を表ソフトラバーに変えて挑んだ。
相手の「ハン・イン選手」は中国からドイツに帰化し、ドイツ代表としても活躍する世界屈指のカットマンです。
ぶつ切りの変化カットが一番の武器です。
以前の対戦では、森選手はカットに対して、バックツッツキがうまくできず敗れています。
その打開策として約1ヵ月練習してきたのが「バック表」でのプレーでした。
表ラバー使用は、このカットマン対策だけで、試合の第2マッチでは、森選手は通常の「裏裏ラケット」で勝利。
つまり1度の団体戦で、異なるラケットで2試合を戦うという、大胆な作戦でした。。
カットに対しては、「表ソフト」でのバックツッツキとフォアのループドライブでしっかりと返球し、あまくなった所をフォアスマッシュで、狙い打った森選手。
表ソフトへの変更は、バックツッツキが遣り易くなっただけでなく、「ラケットが軽くなり」スマッシュも打ち易くなっていた。
「今迄は、回転のあるボールに対して、すごくナーバスになっていたが、それがなくなって攻撃だけに集中できている」と分析していました。
私達では、こんな大胆な変更で、試合できるとは思えませんが、この大会がない時期では「技術の冒険」をして見てはどうでしょうか(^_^)