2020年07月15日のブログ

卓球界も改革の大海原に漕ぎ出した!!


国際卓球連盟(ITTF)が、「卓球四大大会」開催をするという大改革を発表されたのを皆さんは御存知ですか?

この構想は「WTT」ワールドテーブルテニスとして、中国卓球協会の劉国梁会長(44)が就任されました。

「劉国梁氏」とは、現役時代 1996年アトランタ五輪での2冠、世界選手権やW杯など数々のタイトルを獲得している偉大な選手でした。
引退後は中国代表の総監督などを務めた世界の卓球界レジェンドです。

この改革では、高額賞金の懸かる個人戦の四大大会「グランドスマッシュ」を行う事が議会で話し合われます。

テニスでは、現在、桁違いの規模で行っています。

その中でも、最も賞金が高い全米オープンは、昨年の総額が5700万ドル(約61億円)。

優勝すれば、男女ともに385万ドル(約4億1000万円)を手にしています。

賞金では、卓球とバドミントンは同じ様です。

「ツアーファイナル」の総額150万ドル(約1億6000万円)で、優勝では12万ドル(約1290万円)です。

日本の卓球界では、男子の水谷隼選手の「年収は1億円にちょっと届かないくらい」と聞いたことがあります。

でもこれは卓球賞金だけではなく、スポンサー収入やテレビ出演料を含めての金額でした。

卓球も、バトミントンもテニスやゴルフ、野球の様に一生懸命やってもお金は稼ぎにくい競技です。

だから、賞金総額が「グランドファイナル」の2〜3倍の四大大会は、選手にとっては魅力的な競技になるでしょう!!!

四大大会「グランドスマッシュ」の賞金総額は200〜300万ドル、日本円にして約2〜3億円規模。

まだ、話し合いの途中ですが、いずれにしても、ワールドツアー大改革で夢の大会に成っていきそうです。

この四大メジャーが行われるとすれば、中国、日本、ドイツ、‥ ですが…

大会期間10日となれば、日本も会場、マンパワーも改革が必要ですね!

でもメジャー化していくと、卓球も格式の高い競技になっていくと思われます。。

これもコロナウイルスという余儀無い敵と戦いを終えてからです。

ところで、コロナで延期に次ぐ延期になっていた「世界卓球選手権釜山大会(団体戦)」が、日程を来年の2021年2月28日〜3月7日に決定しました。


「世界卓球2020韓国」
代表選手は…

・男子
張本智和 WR4(木下グループ)
丹羽孝希 WR13(スヴェンソン)
水谷隼  WR17(木下グループ)
宇田幸矢 WR35(明治大学)
森薗政崇 WR48(BOBSON)

・女子
伊藤美誠 WR2(スターツ)
石川佳純 WR9(全農)
平野美宇 WR11(日本生命)
佐藤瞳  WR17(ミキハウス)
早田ひな WR29(日本生命)

「東京五輪」、「四大メジャー」 〜卓球界も夢が続きます。
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