2020年06月19日のブログ

諸国スポーツ文化をみる!(その2)


他国のスポーツに対する取り組みや、考え方がこれ程までに違いがあると驚かされました。
アメリカ、中国、韓国、ドイツ‥

(その2)中国…

中国では、スポーツと運動は別物と考えているという。

トップアスリートが挑むスポーツは、政府レベルの国威発揚のツールとなっているのが実情だそうです。

国技の卓球では、共産党が仕切る国威発揚ツールとして予算が組まれ、資金面で心配なくできます。

卓球だけでなく、水泳や飛び込み‥中国が力を発揮する競技はいろいろあります。

競技で活躍するために練習資金、施設などにもお金が投入され又、大きな大会で優勝するなど結果を残せば、莫大なボーナスが付与されます。

普通の市民の運動は、公園で太極拳をするなどの姿を、テレビで見かけたりします。

太極拳のキーワードは、精神を集中するために静かにやること。

これは、中国人にとって運動という習慣は意外と低いそうです。

食事も油をふんだんに使う、中国料理を暴飲暴食し肥満化の傾向にあります。

アスリート育成では、幼い頃から優秀な人材を、探し出すシステムが構築されています。

学校にも体育はあり、陸上競技中心に行われています。

それ以前に、強烈な大学受験社会ですから、親にとってスポーツどころではありません。

又、親自身に運動習慣自体がない事が輪をかけて、この傾向は顕著です。

それでも、人口が13億、14億にも上がり、分母の大きさで天才を見い出し、取分け個人競技で活躍が見られているという事です。

勝てば自国の優位性を、強くアピールでき、多くの国民の熱狂を呼べる。

正に、政治が利用するに勝手がいい、愛国心を煽るツールとして、育ってきたのが中国のスポーツ。

近年は、国も運動の重要性を言及する様になりつつあるそうで、今後の中国スポーツの変化が興味深いです。

...........その3へ続く
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