2019年11月25日のブログ

T2,張本、伊藤選手共 勝敗を分けたのは、バックコースへのフォアドライブだった!!


11/24(20時)、シンガポールでの、最終戦 3位、4位決定に挑んだのは、張本智和選手です。

準決勝で中国のエース「許昕選手」に破れ、宿敵の「林高遠選手」との対戦。
張本選手は「林高遠選手」に、過去1勝2敗と負け越しています。

二人の戦いは、第5ゲームからの「FAST5」が適用される5点先取になりました。

第5ゲーム目は、張本選手が積極的に攻めてこのゲームを獲得。

第6ゲーム目、林高遠選手も意地を見せ「ゲームカウント3-3」と追いついた。

第7ゲーム目は、3-1、4-1で張本選手がマッチポイントを迎えた。

最後は、林高遠選手のチキータを、バック側へ「フォアドライブ」で振り抜いた。

勝利の瞬間だった!!
ラケットをその場に置いて、体いっぱいで喜びを爆発させていました☆彡

◎張本智和 VS ×林高遠(中国)
(4-3 )
8-11
3-11
11-6
11-10
5-3
3-5
5-3
.................
この試合の後、友人からラインが届きました。

それは…T2ダイヤモンドの「1イベント」での獲得ポイントと賞金の話でした。

優勝者  1000ポイント 
10万ドル(約1080万円)

2位   800ポイント
5万ドル(約540万円)

3位  700ポイント
2万ドル(約216万円)

4位  600ポイント
1万2千ドル(約130万円)

ベスト8  500ポイント
7千ドル(約76万円)

ベスト16 400ポイント
5千ドル(約54万円)
............................
ここから、伊藤選手の決勝を見たのですが~

1本1本の重みが、今まで以上感じてハラハラ、ドキドキの観戦でした。

張本選手の3位決定戦同様、伊藤選手にとっても、決勝相手「孫穎莎選手」は宿敵のライバルです。

決勝の戦いで、5点先取の「大会特別ルール(ファスト5)」に突入したのは第5ゲーム。

孫選手のバックへのロングサーブから、ドライブ攻撃で左右に振り回わされ3-5で取られました。

第6ゲーム目の伊藤選手は、バックハンドが冴えて5-3とゲームを奪い返した。

第7ゲームは、伊藤選手が孫選手のミドルを攻めても、得点を突き離す事が出来なかった。
ゲームカウント3対3の(4-4)で、お互い 優勝まで1本です。

伊藤選手 最後は、孫選手のバックコースへ回り込んで「フォアドライブ」
これが、残念ながらオーバーミスをしてしまいました。

両選手共、マッチポイントでした。

「女子シングルス決勝」
×伊藤美誠 VS ◎孫穎莎(中国)
(3-4)
7-11
3-11
11-6
11-7
3-5
5-3
4-5

張本選手と伊藤選手は、「バックへのフォアドライブ」1本で、勝敗を分けました。

1本のプレーが、こんなに重いものだったとは、改めて感じました。
これからは、卓球プレーの1本1本を、大切にしたいと思います(^^)

尚、優勝した孫選手は、賞金10万ドル(約1086万円)、準優勝の伊藤選手は、5万ドル(約543万円)を獲得しています!!
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