卓球W杯団体戦は、 1990年に東京で第1回を開催しました。
団体世界一に、原則として2年に1度、奇数年に行われます。
今年は、男女各12チームが参加です。
1次リーグは3チームが4組に分かれ、総当たりで上位2チームが決勝トーナメントに進み
ました。
試合形式は東京五輪と同じで、
第1試合にダブルス、
第2試合以降にシングルス4試合で11ポイント先取の5ゲームマッチで3試合先取の勝利。
シングルスの結果は、1勝毎にWR250ポイントがもらえる試合です。
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女子で世界チームランク2位の日本は、7位の韓国を3―1で下し、2大会連続の決勝進出を果たした。
しかし、石川/平野ペアは、第1試合のダブルスで「申裕斌/田志希ペア(シン・ユビン/チョン・ジヒ)」に1―3で敗戦。
この大会での初めての「ダブルス黒星」
石川選手は、「ラリーで先にカウンターされたり、嫌なコースで攻められた時にミスが増えた」と話していました。
日韓戦は、死闘を予感していましたが、2年連続の決勝進出の立役者は、1―1で伊藤美誠選手から渡されたバトンを受け取った「平野美宇選手」でした。
日本に勝利の流れを呼び込んだと言えるほどの圧巻のストレート勝ちでした。
平野選手は「3試合目が大事だと思っていた、いいプレーができて良かった」
「今までで一番良い試合ができた」
と、ハリーケーン平野の呼び名がふさわしいほどの、スマッシュが炸裂していました!!!
第3試合は平野選手は、2017年ユニバーシアード女王の「チョン・ジヒ(田志希)選手」との対戦でした。
シングルスでの3点勝利に向かう4試合目は伊藤美誠選手で、「シン・ユビン(申裕斌)選手」戦です。
シン選手は、韓国期待の「天才卓球少女」と呼ばれている15歳。
身長は165cm位、10歳で国際大会にデビューしています。
シン選手のラケットは「アコースティック」にラバーは「テナジー80」を使っているそうです。
日本も愛ちゃん人気で、卓球界がレベルUPしてきました。
韓国でも、申裕斌選手の天才卓球少女の存在は、韓国のレベルが更に上がってくると思います。
韓国戦の結果です…
「第1試合」
×石川佳純/平野美宇 VS
○チョン・ジヒ/シンユビン(田志希/申裕斌)
(1-3)
7-11
8-11
11-7
10-12
「第2試合」
○伊藤美誠 VS ×チェ・ヒョジュ(崔孝珠)
(3-2 )
8-11
11-3
10-12
11-3
11-6
「第3試合」
○平野美宇 VS × チョン・ジヒ(田志希)
(3-0)
11-2
11-5
11-9
「第4試合」
○伊藤美誠 VS ×シンユビン(申裕斌)
(3-1)
8-11
11-7
12-10
11-9
決勝は中国戦になりました!!
中国は、今大会で9連勝を狙っています!!
中国のメンバーは、5人全員がシングルス世界ランキングが一桁だそうです。
オーダーが読めないですね^^;
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一方、準々決勝で、ドイツを破った日本男子は、決勝進出をかけて中国に挑んでいきましたが~
「0-3」のストレート負けで、中国の「カベ」を超える事が出来ませんでした。
中国はダブルスで、少しでも甘いボールがあると、必ず決めて来ていました。
これが、中国ペアの強さなんですね!!
日本のエース「張本選手」の凄いプレーが、随所に観られましたが、粘り強い「樊振東選手」に勝利は出来ませんでした(^_^;)
ドイツ戦でも好プレーが見られた「吉村真晴選手」は、「許昕選手」には及びませんでした。
許昕選手は、単複で2点を取り、安定性を感じました。
中国で若い選手が伸びてきていますが、まだまだ中国のエースといえる活躍振りですね!
「男子準決勝」
中国 3-0 日本
◯梁靖崑/許昕 VS ×丹羽/吉村
(6、6、6)
◯樊振東 VS ×張本
(7、4、11)
◯許昕 VS ×吉村
( 9、5、-6、1)
樊振東 VS 丹羽
梁靖崑 VS 張本
ベンチも全力の応援をしていましたが…
決勝進出は叶いませんでしたが、ドイツを退けての「銅メダル」獲得はすばらしいと思いました☆彡