卓球ワールドツアー「ドイツOP」で行われたシングルスで、スウェーデンOPに続いて、伊藤美誠選手が日本選手で唯一、決勝に進んだのは記憶に新しいですネ!
伊藤美誠選手は、「中国 孫穎莎選手」に1―4で敗れて準優勝でしたが、大変素晴らしい成績を残したと思います☆彡
現在、中国で最も勢いのある「孫選手」と「伊藤選手」は2勝2敗で五分となっています。
二人は、18歳最強選手と言われ、ライバル同士で、激しい戦いをしています。
伊藤選手は、「孫選手の存在があるから、強くなった」と語る、ある記事を読みました。
孫選手に勝つ為、懸命の練習でスマッシュ、サービスの見直しをしてきました。
しかし、ドイツ大会の大事な決勝戦で、審判から「フォールト」を宣告されてしまいます。
伊藤選手の「自慢のサービス力」が、挫けてしまいました…
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*第1ゲームは、サービスミスから始まり、打ち合いでも孫選手が上回り3-11。
*第2ゲームは、得意サービスで、孫選手を崩しゲームを取り返しました(11-9)
*第3ゲームは、孫選手が緩急をつけた攻撃に押されました(5-11)
*第4ゲームは、伊藤選手のコース打分にも、孫選手の動きは素晴らしく突き放された(5-11)
*第5ゲームは、攻撃のミスもあり、審判から「サーブフォールト」を2本も取られた。
伊藤選手は、孫選手の攻撃を受け止められず、4-11で敗戦をしてしまいました!!
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この試合観戦を楽しみに観ていました。
スウェーデンツアー大会に続き、孫選手に勝利して、優勝した姿を目にすると思い…
今迄、伊藤選手は、あまりサービス注意を受けた事もなく、私もその姿を観ていませんでした。
ここで、「フォールト」宣告に注目して「卓球競技の審判法」読み返してみました!
■ボールの投げ上げ方…
:「16cm以上」「垂直に」投げ上げているか!
:垂直から数度の角度内で投げ上げているか!(22度程度か?)
:横向きや斜めに投げ上げられていないか!
■ボールの撃ち方…
:「トスをセットした位置から16cm以上上げ、落下した球」を打っているか!
:球が「上げた手」から離れるのが遅く、「トスして16cm以上、手から離れた球」を打てているか!
※昔のルールでは、球の落下前に打球(ぶっつけサーブ)する事ができたのですが、今は禁止です。
■ボールの可視性…
:サービスの間中、レシーバーにボールが見えなくてはならない。
:主審、副審にそうなっている事を、確信できない時は「フォールト」宣告される。
※フリーハンドをしっかり引く。
※体で隠してはならない。
日本の女子選手は、「巻き込み系のサーブ」を使う人が多いです。
「フォールトサーブ」は、巻き込み系のサーブを、使う人に多い様です。
巻き込む関係上、体のやや後ろのスペースで、打球した方が回転が掛けやすいと思います。
サーブの前段階で左肩が入りやすい事もあり、ぶっつけや可視性が起きやすい。
伊藤選手の「フォールト」宣告はどういったものだったか、わかりませんが〜・ω・
世界のスーパー選手達も、サービスで注意を受けている事もよく見ます。
私達、一般選手達はの「フォールトサービス」は野放しになっています…
自分だけは正当に卓球競技をやって行きたいと思います。