スポーツ、卓球でも初めて達成した「できた!」は嬉しいし、感慨深いものがありますね。
教室で新しい、技術に出会った時、説明を聞いてから実践してみる。
説明どおりに半信半疑でやってみる。
その時の「できた!」に出会った時には嬉しいものがあります。
その先にそのどんな意味や価値観があるのかを考え、その先の目的を考えられる事も重要に思います。
チャンピオンを目指す競技スポーツでは、できる事、勝つ事に当然価値観はありますが、人(目的)によっては求められるものが変化してくるといいます。
日本トップ選手では、すでに勝ち負けは超越していますが、更に技の究極を求めていきます。
日本一の体操、内田航平選手やスケートの羽生結弦選手、又 いちろう選手などは、その様に思われます。
勝敗を競う選手のその先にあるのは、他人との戦いでは無く自分との戦いをしているのでしょうか?
トップメダルをとっても浮かない選手もいれば、メダルを逃しても清々しい気持ちになれる選手もいるようです。
厳しい練習で培って来た自分なりの思いを込めたパフォーマンスが本番で発揮された時、人はスポーツ人生における一つの充実感を得るのでしょう!
結果としての勝ち負けでは無く、プロセスとしての勝ち方、負け方に意味を見出すことは大切だと言うことです。
ここの所のドーピング事件は、出来の不出来よりも、いろいろな事情なんでしょうか!
ただ上に行かなければ選手の評価がされないという理由から、結果としての勝敗にこだわった事なのでしょう。
つまり、「できる・できない」は必ずしも「勝つ・負ける」に直結しないという事です。
上手く出来なくても、相手が弱ければ勝てるし、反対に上手く出来たと思っても、それ以上に相手がうまく出来てしまえば当然負けてしまいます。
「できた」には、初級、中級、上級があるというこ事がわかってきました。
運動習熟度とその見分け方が記載されていました。
■:初級レベル…
現象として
・わかっていないけど「できた」
・まぐれでできたり、できなかったり
確認してみると…
・「考える」とまぐれがでてこない
・できると思ったのに「できない」
■:中級レベル…
現象として
・わかって「できる」
・自分に有利な条件下で「できる」
確認は…
・成功ポイントを表現できる
・確信を持って「できる」
■:上級者レベル…
現象として
・わかって「できる」
・自分に不利な条件下でも「できる」
確認すると…
・試合でも練習と同じ様に「できる」
・失敗しそうに成っても、リカバリー能力を発揮し、成功へと導く。
できた時には、その「できた」をより、上のレベルへ持っていける様にして、技術向上を目指して行きましょう☆彡