今、北海道でジャパン・オープンが行われています。
大会は…
2019 ITTFワールドツアープラチナ ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯 札幌大会
2019.6.12~16(日) 北海道立総合体育センター(北海きたえーる)です。
Kクラブでも、トップ選手たちに負けじと、みんな、練習を頑張っています☆彡
また、ダブルスをやる機会もたくさんあります。
皆さん、楽しそうにプレーしています。
これが、ダブルスの考え方をしっかり頭に入れてやれたら、もっと楽しさも増してくると思います。
ダブルスは、二人で一つという事が一番大切な考え方です。
つまり、サービスにしても、動きにしてもシングルスの考え方と違いが出てきます。
パートナーの事を考えずミスばかりでは、相手パートナーの士気は下がってしまいます。
では、一番の優先すべきは「ミスを出来るだけ減らす」という事になります。
「ミスを出来るだけ減らす」には…
ダブルスはシングルスと比べて、二人で交互に戦う分、動きが大きくなるので、すばやくパートナーに場所をあけなければなりません。
「パートナーの邪魔にならないようにする」という事が大切です。
パートナーの邪魔になってしまっては、折角、自分がボールをミスしなかったとしても、次のボールをパートナーが打てなくなり、
結局ミスに繋がってしまいます。
(初心選手では、相手に悪いと思うばかりに、自分の打ったボールの行方を、いつまでも心配して観ている様に思われます)
また、シングルスに比べ、動きの中でボールを打つことが多くなりミスが起きやすい。
つまり、逆を言えば、多少ボールが甘くなったとしても、しっかりコート内に入れておけば、対戦相手のミスを誘えたりし、なんとか成ったりもします。
こういう動きが伴う競技、パートナーとの呼吸が大事だからこそ、シングルスでは到底勝てないと思われる選手達にだって、
勝つチャンスがあります。
ダブルスのフットワークを考える…
「打つ→すばやく動く(空ける)→戻る」という動きをパターン化する。
オーソドックスなパターンとして「パートナーの後ろに回り込む」というものです。
例えば、バックサイドからクロスに打球したら…
素早く右後方に下がる→→パートナーが左から前に入ったら素早く左後ろに入る、というものです。
二人が交互に、交代しながら打球するダブルスでは、いかに素早く動けるかが重要になってきます。
打球した後は、いつまでもボールを観ていないで、パートナーにポジションを譲る事は大切です。
パートナーが、取れるボールも取れなくなってしまうからです。
もう一つ、ダブルスでは、サービスが試合の勝敗を左右するといっても過言ではありません。
少しでも、ダブルスのサービスのコツを知り、実践するだけで得点率がグッと上がるでしょう!
ダブルスのサービスを出す上で、考えるべき重要なポイントが2つあります。
①「レシーバーのミスを誘うサーブを出す」
②「ペアが得意な3球目攻撃のパターンを作りやすいサーブを出す」
皆さんは、どっちの考え方でサービスを出していますか?
レシーバーのミスを誘うサービスでは、得点になり良いと思われがちですが~
レシーバーのミスを誘うサーブを出すと言っても、100%の確率でエースを狙えるサーブは、中々難しいと思います。
これを優先し、ミスを誘うサービスをメインサーブにしては、一発スマッシュ等、逆に危険な場面を自ら生み出してしまうかもしれません!
ダブルスは、動きとサービスという事が解ってきましたネ!!
これを頭に入れて、ダブルスをすると、もっともっと楽しい競技になるでしょう\(^o^)/
ジャパンオープン荻村杯 での、トップ選手達のプレーを観戦しながら、ダブルスの動きも参考にしてみましょう!!