2019年06月13日のブログ

楽しいダブルスの考え方は…


今、北海道でジャパン・オープンが行われています。
大会は…
2019 ITTFワールドツアープラチナ ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯 札幌大会

2019.6.12~16(日) 北海道立総合体育センター(北海きたえーる)です。

Kクラブでも、トップ選手たちに負けじと、みんな、練習を頑張っています☆彡

また、ダブルスをやる機会もたくさんあります。

皆さん、楽しそうにプレーしています。

これが、ダブルスの考え方をしっかり頭に入れてやれたら、もっと楽しさも増してくると思います。

ダブルスは、二人で一つという事が一番大切な考え方です。

つまり、サービスにしても、動きにしてもシングルスの考え方と違いが出てきます。

パートナーの事を考えずミスばかりでは、相手パートナーの士気は下がってしまいます。

では、一番の優先すべきは「ミスを出来るだけ減らす」という事になります。

「ミスを出来るだけ減らす」には…

ダブルスはシングルスと比べて、二人で交互に戦う分、動きが大きくなるので、すばやくパートナーに場所をあけなければなりません。

「パートナーの邪魔にならないようにする」という事が大切です。

パートナーの邪魔になってしまっては、折角、自分がボールをミスしなかったとしても、次のボールをパートナーが打てなくなり、

結局ミスに繋がってしまいます。

(初心選手では、相手に悪いと思うばかりに、自分の打ったボールの行方を、いつまでも心配して観ている様に思われます)


また、シングルスに比べ、動きの中でボールを打つことが多くなりミスが起きやすい。

つまり、逆を言えば、多少ボールが甘くなったとしても、しっかりコート内に入れておけば、対戦相手のミスを誘えたりし、なんとか成ったりもします。


こういう動きが伴う競技、パートナーとの呼吸が大事だからこそ、シングルスでは到底勝てないと思われる選手達にだって、
勝つチャンスがあります。


ダブルスのフットワークを考える…

「打つ→すばやく動く(空ける)→戻る」という動きをパターン化する。

オーソドックスなパターンとして「パートナーの後ろに回り込む」というものです。

例えば、バックサイドからクロスに打球したら…

素早く右後方に下がる→→パートナーが左から前に入ったら素早く左後ろに入る、というものです。

二人が交互に、交代しながら打球するダブルスでは、いかに素早く動けるかが重要になってきます。

打球した後は、いつまでもボールを観ていないで、パートナーにポジションを譲る事は大切です。

パートナーが、取れるボールも取れなくなってしまうからです。



もう一つ、ダブルスでは、サービスが試合の勝敗を左右するといっても過言ではありません。

少しでも、ダブルスのサービスのコツを知り、実践するだけで得点率がグッと上がるでしょう!


ダブルスのサービスを出す上で、考えるべき重要なポイントが2つあります。

①「レシーバーのミスを誘うサーブを出す」

②「ペアが得意な3球目攻撃のパターンを作りやすいサーブを出す」

皆さんは、どっちの考え方でサービスを出していますか?


レシーバーのミスを誘うサービスでは、得点になり良いと思われがちですが~

レシーバーのミスを誘うサーブを出すと言っても、100%の確率でエースを狙えるサーブは、中々難しいと思います。

これを優先し、ミスを誘うサービスをメインサーブにしては、一発スマッシュ等、逆に危険な場面を自ら生み出してしまうかもしれません!


ダブルスは、動きとサービスという事が解ってきましたネ!!

これを頭に入れて、ダブルスをすると、もっともっと楽しい競技になるでしょう\(^o^)/

ジャパンオープン荻村杯 での、トップ選手達のプレーを観戦しながら、ダブルスの動きも参考にしてみましょう!!
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