2019世界卓球選手権大会ブダペスト大会3回戦は、平野 VS ジャンモー戦です。
ジャンモー選手は、世界ランク25位の、30歳ベテラン、カナダの選手です。
解説では、バック対バックでは、ベテランジャンモー選手に分があるよ様だと話していました。
しかし、平野選手は1本フォアへ深くついてから、バックコースへと戦術を駆使して2ゲームを先に連取しました。
ジャンモー選手は、落ち着いてボールを返球してくるが、フットワークがあまり良くない様で、転んでいた場面もあった。
バック対バックになると、回転が鋭くタイミングが合わずミスに成ってしまう。
ジャンモー選手は、平野選手の高速ボールでも、バックに送ってしまうとより速いバックハンドが帰ってきていた。
この第4ゲームは、平野選手のボールに慣れてきていてミスが少なく、逆にミスを誘っていた。
平野選手は、回転が残っているボールに焦ってミスが起きていた。
ゲームカウント2対2。
平野選手が、足を使い万全の形で打つと、ジャンモー選手は流石取れない。
このゲームになると、ジャンモー選手のレシーブミスがなくなった。
サーブの時は、3球目と早い段階で決めていきたい…平野選手の気迫ある大きな声が出てきた。
平野選手は、ミドルに来たボールも体制を崩しながらも、フォアで攻め、決めていた。
最後は、逆チキータでこのゲームも制しました。
第6ゲーム、3対2とリードで始まった。
平野選手は、5ゲーム目から、長いサービスは出さず、短いサービスで3球目攻撃と先に攻めていた。
ミドルに突かれたボールにも、体制を崩しながらも、しっかり取ってスマッシュに繋げていた。
リードを広げている、平野選手にエッジボールのラッキーも手伝った。
8-3と得点が広がった時、ジャンモー選手は平野選手の短いサービスに空振りする等2本を失った。
10-4のマッチポイントでは、バックハンド炸裂し勝ちました。
平野選手は試合の中で立て直すなど、進化が観られた試合でした\(^o^)/
次は、いよいよ中国「丁寧選手」戦です。