2019世界卓球選手権大会ブダペスト大会(個人戦)は3回戦は、「水谷」VS「チョンヨンシク」
チョンヨンシク選手は、27才でWR22位の韓国の選手です。
水谷選手は、前回敗れた因縁の相手です。
敗因は、サービスが良い選手で、ダブルスが強い選手でメダル獲得もしています。
水谷選手も、中陣で戦って必要な時は、前に詰めて戦うという進化した速い卓球に成っていました。
サービスが良い、チョンヨンシク選手のレシーブも、上手く取り1ゲームを取りました。
相手が、冷静にみえている水谷選手は、台から下がらず、ブロック、スマッシュと冴え渡っている。
台に近い所から、フォアでブロック、バックでブロックと返球。
1ゲーム7点、2ゲーム5点と2ゲーム連取!!
3ゲーム目では、初めてチキータレシーブを使いポイントをしていた。
負ける時は、レシーブから崩れてきて負けたが、今回はボールもよく見えている様です。
バックドライブにも、フェイントを入れて返す等、ほぼ完璧な試合運びが伺えました。
しかし、チョンヨンシク選手はこの3ゲーム目から、積極的な戦いぶりが見えてきました。
試合の潮目が変わってきました。
チョンヨンシク選手の積極的な攻目に、第3ゲーム、第4ゲーム、第5ゲームとリードされてしまいました。
第6ゲームでは、水谷選手は足を使ってフォアハンドで得点を重ね、10-8でこのゲームは取り返しました。
ゲームカウント3対3にし、ファイナルゲームに繋げました。
このゲームのポイントは、双方とも速く攻めること。
攻める所は攻め、守る所は守り、そしてチャンスを打って行こうという水谷選手のプレーが観られました。
しかし、1戦1戦の攻防の結果は、チョンヨンシク選手が11-8でマッチを制しました。
結果、水谷選手は7.5.-9.-4.-4.8.-8で4回戦に進むことが出来ませんでした。
4回戦では、中国の「林高遠選手」戦でした^^;
水谷選手は、「この世界卓球が最後」と明言して、因縁の相手と大激闘をしましたが、あと少しでした。