『Ｑ』
卓球の試合でのアドバイザーによる、選手へのアドバイスが日本卓球ルールで変更になりましたが〜
いつでも、どこでもアドバイスを送ってもよいのでしょうか？
『Ａ』
数日後には、世界卓球がハンガリーで行われます。
プレーとともに、卓球ルールも意識して観てみましょう！
2.5.1 アドバイス
2.5.1.3.1 ……
※高校生以下の大会では、…
競技者は、ゲームとゲームの間の休憩時間、あるいは認められた競技の中断時間にのみ、アドバイスを受けることができるが、練習時間終了時とマッチ開始の間はアドバイスを受けることはできない。
◆アドバイスを与える事を認められた者であっても…
○この他の時間にアドバイスをした場合は…
主審はイエローカードを掲げ…
これ以上そのような行為が続けば競技領域から遠ざけられる事になる旨、その者に対して警告する。
『このルールは、平成 28 年 6 月 1 日改定の国内現行ルールです』
高校生以下の大会に限定したルールとして平成 29 年 1 月 1 日以降も継続します。
（選手の自立を促し育成することが目的です。）
............................
※高校生以下を除く、一般大会では、…
2.5.1.3……
競技者は、それによって競技が遅れさえしなければ 、
ラリー中を除いていつでもアドバイスを受けることができる。
アドバイスを与える事を認められた者であっても、違法にアドバイスをした場合…
主審はイエローカードを掲げ､これ以上そのような行為が続けば競技領域から遠ざけられることになる旨、その者に対して警告する。
【このルールは、日本卓球ルールとして平成 29 年 1 月 1 日から適用となります】
競技に遅延をきたさなければ、アドバイスをする事は違反ではありません。
（ベンチも一緒になり大会を盛り上げ活性化させることが目的です。）
◆アドバイザーは、次の場合にアドバイスができ、違反にはなりません。
・ラリー中でなければ、いつでもアドバイスを与える事ができます。
・ゲームとゲームとの間、および競技が中断している時。
・選手がタオルを使用している時。
・選手がすでにボールを掌に乗せ、サービスの準備をしようとしている時。
◆選手は、次の場合にバッドマナー（遅延行為）と判断されます。
・ラリー間に、アドバイスを受ける為にアドバイザーの所に行った時。
・ボールを拾いに行く時、ボールのある位置ではなく、明らかに回り道してアドバイザーにアドバイスを受けた時。
・アドバイスを受けながら、非常にゆっくり移動し台に戻る時。
・ボールがコート外に出た時、アドバイスを受ける為に、アドバイザーの所に行っても良いが、相手選手がボールを回収しコートに戻った時、直ちにテーブルに戻らなかった時。
◆高校生以下の選手が出場する場合の、ルール適用は以下のとおりです。
・全日本ジュニアの部では、2.5.1.3.1 のルールが適用されます。
・一般の部・ダブルスの部では、2.5.1.3 のルールが適用されます。
