2019年02月17日のブログ

見届けました〜早田選手が中国超えを果たしました!!


2019ITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープンが13日〜17日までの予定で行われています。

大会4日目に早田選手と劉詩ブン選手の対決がLIVEで観られると友人が知らせてきました。
早速、LIVEで選手がコートに入ってくるのを待ちました。

結果は…
◎早田ひなVS LIU Shiwen
(4 - 2)
 9-11
 12-10
 14-12
 11-9
 8-11
 11-9

:第1ゲーム目は、劉選手の落ち着いたプレーでミスが少なく感じた。
でも、1点1点の取り合いで、8−8からは早田選手が先に攻めるもしっかり受け止めている劉選手。

終盤に強い中国の壁はやはり高いのかと思いました。

:第2ゲーム目に入っても、劉選手のリードは続きます。
4-6.4-7.5-8.6-8.7-8と早田選手は、一点を簡単に取ることは出来ません。

中々 差の縮まらないゲーム展開でしたが、9-8で始めてリードする事が出来た。

しかし、得意のチキータはオーバーミスで再び同点に…(9-9)
早田選手は諦めず、劉選手のサービスを、しっかり回転の掛かったチキータで返し、劉選手の3球目攻撃のミスを誘った。(10-9)

早田選手のマッチポイントは、長いラリーになり、劉選手がミス無く返球しジュースと成った。

劉選手のサービスを早田選手は、バックコースへしっかり攻め込んで、再びマッチポイントを握った。
そして、ジュースを制したのは早田選手で、中国選手相手に積極的な攻めのプレーをしていた。

:ゲームカウント1対1で第3ゲームも序盤はいつも劉選手のリードから始まっていた。
1-6と半ば迄 追いつけない展開だった。

しかしここから、1点づつ積み重ねて、8-8迄とした。
落ち着いている劉選手は、どこに打たれても返してきて、8-9と終盤リードし始めた。

でも日本の伸び盛り18歳は、ミドルに責められても体を回し、中国選手のボールにも着いていった。
そして、ゆっくりドライブでタイミングを狂わせた。
このゲームもジュースを制したのは早田選手だった(14-12)


:第4ゲーム目も劉選手の1-5とリードから試合が始まっている。
中盤から、早田選手に動きが出てきて連続4ポイントを取る。

このゲームも、7-7.7-8.9-9と互角の戦いを見せていた。
劉選手のサービスに、ゆっくりドライブでタイミングを外している。

ストップで繋いできた所をしかり構えて、バックハンドドライブを決める。
しっかり、戦術が出来てきた。
最後は、得意のチキータレシーブで、鋭く回転を掛けて、このゲームも制した(11-9)


:第5ゲーム目は、4-5と劉選手の1点リードした所で中国が「タイムアウト」を取った。
タイムアウト明けは、終始 劉選手がリードして7-10で逃げ切った。

:ゲームカウント3-2で第6ゲームが始まった。
このゲームは3-4までは劉選手がリードしたが、ここから劉選手のミスが続きはじめた。
早田選手の大事な5ゲーム目、ここでリードを取った。

ラリー中、ネットインボールを早田選手が、やっと拾いスマッシュされてしまう〜
でも、後ろに下がってロビングで拾い捲ったボールを、劉選手まさかのスマッシュミス!

このプレーの後、早田選手の左選手特有の流し打ちや、ストップにネットを超えない‥劉選手のミスが続いた。
10-5でのリードでマッチポイントを迎えた。

エッジボールでアンラッキーで10-6。
後1本が取れない10-7.10-8
早田選手のサービスに劉選手は、フリックで対応しミスと成った。

早田選手のサービスは、効いている。
マッチポイントは、ラリーに成ったが、早田選手のチキータの回転が効いていて、劉選手のオーバーミスを誘った。

11-8でマッチを制し、ゲームカウント4対2で、劉詩ブン選手に勝利しました。

劉詩ブン選手は、丁寧選手、朱雨玲選手と共に中国を牽引する選手です。
早田選手、平野美宇選手や伊東美誠選手に続いて、中国の壁を崩した瞬間を、しっかり観せて頂きました。

日本の若い選手達が、すごい勢いで成長しているのがうれしいですね(^o^)

※今日2/17(日)に、女子準決勝 20:00〜 
早田ひな VS 胡麗梅(中国)がLIVEで配信されます。
» 卓球KクラブTOP    » ブログ読み物TOP