『Q』
卓球ラバー、スポンジの厚さの違いでパフォーマンスの違いはありますか?
ラバーのスポンジ厚みで「中」「厚」「特厚」によって
性能的な差等 重さ以外にやり易い技術、打ち方等がどう変わるのでしょう〜
『A』
:弾み…
◎「中」というスポンジでやりやすい技術は基本打法のやりやすさです。
フォア打ち、バック打ち、ツッツキなど基本能力を高める感覚、自分で打つ感覚を覚えやすく練習始めには最適です。
フォアでループドライブから、5球目の「角度打ち」でナックルスマッシュという展開に「中」のスポンジは良いと思います。
◎「厚」は、回転のかけやすさや、威力の出しやすさがあります。
又、ミート打法・フリック打法のしやすさは良いでしょう!
ミートを駆使するドライブマンには「厚」が一番バランス良いと思います。
回転の掛けやすさも「厚」がバランスがよく、基本ができていれば、しっかり回転を掛けきる事ができる厚みです。
「中」に比べ「厚」の方が、ナックルが出せたり、弾いて打つのもやりやすい厚みでしょう!
フォアでも、弾き+ドライブを重視しているなら「厚」が適しているでしょう!
◎「特厚」では…
トクアツはとにかく威力が出る厚みです。
ドライブの回転とスピードの両立が最も高い!
コートにボールを安定して入れられれば、ボールの色々な質を求められる。
しかし、トクアツのラバーはドライブの威力がとても良いが、ツッツキやサーブなどの小技が簡単には行かない。
そしてプッシュ、ミート系もトクアツはアツよりも食い込んでしまう為にミート感が失われ、ミート主体にはあまり適さない様です。
試合など、相手に下がらされてしまう時にはボールが落ちにくいと思います。
ドライブ時に台から下がってもボールが大きく飛んでくれるので、前中陣で下がりながらドライブを打ち続ける事ができるのが強み!!
ミートを使わずに、裏ラバーのようにドライブオンリーで戦っていく感じには最適です。
サーブやツッツキの小技の弱点は、粘着ラバーのトクアツにすれば弱点が軽減されるので粘着ラバーのトクアツはある意味かなりバランスの高いラバーといえます。
厚さのまとめとしては…
○ミートも多く使い、比較的前でドライブしていると思う時は「厚」にして見る。
○ドライブを使い、台から下がって頑張って厚で打っている時は「特厚」に変え方が、
ボールの威力と力で飛ばさなくても良いので、安定感のあるプレーができると思います。
○サーブ重視スタイルであれば…
「トクアツ」での飛びすぎが「アツ」に変えたらサーブの得点率が上がると思います。
○ツッツキで粘り、切る事を重視をしていたり、ブロックで振り回すスタイルでは…
「トクアツ」で飛びすぎで「アツ」に変えたらツッツキとブロックの安定感が向上するでしょう。
※「中」と「厚」と「特厚」のテンションラバーは、比較的スポンジで長所と短所がでますが〜
粘着ラバーは「トクアツ」ばかりですが、バランスがいい状態で維持されてると言われています。