熱気高まる準々決勝の第4試合!
世界を驚かす15才の怪物「張本智和」選手の登場です(^_-)-☆
ヨーロッパの英雄「ティモボル」との一戦。
卓球界のライジングスターが戦います!
張本君は…
「大きな大会でベスト8しか入れていないので、この大きな大会で何としてもメダルを獲りたいといって、この大会に臨んでいます」
メダル獲得ともなれば日本初!
そして対戦相手の「ボル」は去年準優勝!
一時期怪我で悩まされていましたが、復調してきています。
最年少記録を作ってきている「張本君」世界3大大会となるWCで記録を伸ばせるか!
37歳になったボル!また、全盛期を思わせる力を最近は見せてくれています。
両者の対戦は2度目。中国OPではボルが4−1.チェコOPでは張本君が4−2。
張本君のバックハンドがボルを破るのか!!
それともその経験値で15歳の若武者を打ち破るのか!!
すでに準決勝への3つの切符は決まっています。
「樊振東」「林高遠」「オフチャロフ」最後の切符は・・・
第1ゲーム、張本君からサーブは始まります。フォアの打ち合いからボルが先制、次はレシーブを払ってきたボールを返せずボルが連続ポイント 0−2
ボルからのサーブ.フォア前のサーブを「張本君は」…
バッククロスへ払い→次はフォアクロス→次はバッククロス!
目の覚めるような打球点の速さで「ボル選手」は追いつけませんでした。
世界最先端の卓球が早くもお目見えです。
しかし、ボルの強さは回転力ともいわれています。中盤4−8「ボル」リードです。
張本選手は、先にボル選手のフォア側を攻めたほうが有利になっているようにみえました。
超早い張本選手のバックハンドも、ボル選手は少し台から下がり上手く反応していました。
試合は終盤9−9.追いつきその後も2本連続で得点し、このゲームは逆転で張本君が勝利しました。
世界トップ20人しか出れないWC!各国にも出場2名づつという縛りがあり、まさにオリンピックのシングルスと同じくくりがあるワールドカップ。
張本君は…
「去年出場できなくて非常に残念だった。今回は出られることとメダルに挑戦できること。非常に自分にも期待したいといっていました」
第2ゲームです。2−4「ボル」リード。ボルのサーブに対し上手く対応できていないようです。その後も連続失点など、ボルのペースでゲームが進み3−11対となりました。
第3ゲーム、前のゲームの勢いでしょうか!?張本君から始まったこのゲーム。
2本カウンターで先取されてしまいます。
何か戦術という面では1枚も2枚も上手なところをみせているようです0−2ボル
しかし、怯まないのが張本君!2本連続チキータで追いつきます。
ここからは一進一退でゲームは進み、10−8先にゲームポイントを握った張本君でしたが、まさかの逆転負けで11−13
速い攻めの張本君でしたが、下がっていたボル選手に対し攻め急いだのかな???このゲーム勝負の分かれ目だったかな???
第4ゲーム。3度目の優勝を目指すボル選手!ミドルのボールをフォア処理をせず、バックで流しながらバッククロスへ打つなど、張本選手のタイミングをずらし
自分のボール・タイミングで返球をしている感じです。
序盤に決まっていたバッククロスにもミスが目立ち始めたのも、ボルの術中にはまってきてしまったのでしょうか?!
2−5になり日本側はタイムアウトを獲りました。
5−9点数的に苦しくなってきて張本君にサーブ権。
表情も少し苦しそう( 一一)強気で攻められ(5−11)後が…
前のゲーム87%を超える得点率のボルのサーブ。張本選手はチキータレシーブが武器ですが、この試合ボルのサービスに対しレシーブが上手くいっていません。
第5ゲーム、2−0と張本君連続ポイント。しかし、しなるようなボルの「バックハンドドライブ」張本選手のフォアクロスを抜いていきます。
時にフォアハンドドライブはシュートドライブも交え、張本君のラケットからボールを遠ざけます。
しかしながら、試合は9−9両者譲りません。
ボルのフォア前のサービスに対し張本君は「チキータで」ストレート狙い。サイドラインを切ってしまいました。9−10.
次はバッククロスでフォアフリック。待ち構えていたボルは、バックストレート深くに返し張本君のボールはエンドラインを越えてしまいました(9−11)
張本選手敗退となりました。
しかしながら、
超攻撃型の卓球にボル選手もついていけない場面はいくつもありました。
でもフォアのミスが少し多かったようにも見えました。
バックが強い分フォアを攻められるというパターンなのでしょうか。
でもまた反対に、ボル選手の「フォアを先に攻めてから」の展開の方が得点に繋がっているのも見れたので、次の試合に期待したいですね(^^♪
しかしながら、連戦で世界中をまわり体調面も心配ですね。
24日からは「T.LEAGUE]が始まり、29日からは「ワールドツアー スウェーデンOP」とありました。
見る側はご活躍を見て楽しんでいますが、怪我には気を付けてくださいね(オワリ)…