速いラリーを制する「現代のバックハンド」
最近のトップ選手の試合を観戦すると、目にも止まらない程の速さでのバックバックの押収が観られます。
この10年で、バックハンド技術は、いっきに向上してきたと思われます。
より強い回転とスピード、そしてパワーが求められるようになってきてるようですね!!
一昔前は常識とされていた事が、
現在では「非常識」とされているケースも出てきたと坂本コーチの話です。
それは、「肘の位置」が以前バックハンドと今のバックハンドで、一番大きく変わったポイントだそうです。
速いラリーを制する「現代のバックハンド」
■「3つのポイント」
① 肘を前に出して打球せず、戻り遅れのないような位置。
10年~15年前は、「肘を出して打ちなさい」と言われるのが常識でした。
しかし、スピードの速い現代の卓球には、この打ち方では対応できません。
なぜなら、肘を前に出して打球すると、動作が大きくなってしまい、戻りが遅れ、次のボールに間に合わなくなってしまう。
肘を前に出すと、関節の可動域が狭くなるので、スイング方向が下がってしまい、ネットミスをしやすくなるのです。
②ボールを「ラバーの真ん中」で捕らえない。
大半の選手は、ラバーの真ん中で捕らえていますが、これは間違いであると坂本コーチ。
というのは、ボールをラバーの真ん中で捕らえると、クロスとストレートの打ち分けが難しく、バックハンドを安定させることが出来ないそうです。
③ラケットを上方向にスイングしない
「ラケットを出位置から上方向にスイングしてしまう」2つのデメリット。
:1つめが、オーバーミスをしやすくなる。
:2つめが、次の動作に間に合わなくなる。
スピードの速いラリーを制する現代のバックハンドは…
・肘を前に出さない事。
・ボールをラバーの真ん中で捕らえない事。
・ラケットを上方向にスイングしない事。
今迄のバックハンドと比べるとかなり違うようです。
コンパクトなフォームで、正確なコントロールの打球が打てる様に、この3点に注意して練習してみようと思います。
一般プレーヤーでは、速いテンポでのやり取りは、トップ選手のように多くはありませんが、少しでも向上して、近づけるように頑張ってみましょう☆彡