2018年07月19日のブログ

卓球あれこれ 『Q&A』 #89


写真:卓球あれこれ 『Q&A』 #89
『Q』一般クラスでは、シェーク裏裏ラバーでは勝てないのでしょうか?
プラボールになってから、表ラバー選手やバック表シェーク選手、イボ高使用選手の勝利が目立ってきているという。
裏ラバーバックハンドでは、限界なんでしょうか?


『A』表ラバー使用経験があり、プラボールを期にいろいろと試してきました。
表ラバーは、裏ラバーに比べて繊細な感じです。
安定感が出ずらいというのが難しいところです。
表ソフトは基本打法や攻撃時にナックル!!という球質になることが多く
裏ソフトはドライブをかけなくても、上回転で弧を描いて安定して入りやすく、その分相手も時間の余裕があり、きれいな上回転で返しやすいと思います。

裏ソフトは自分もやりやすいし、相手も取りやすい。
表ソフトは、繊細ですが使いこなせば輝くそうです。
そして、無意識に打つと自然とナックルになって、直線的な軌道を描きやすいので相手にも強烈なダメージを与えます。

トップ選手の女子は少し表ラバー使用選手はいますが、男子はあまり見かけません!
トップ選手では表ソフトがなぜ少ないのか?
それはトップ選手はバック技術がうまく、オールバックドライブの強烈な威力で何本も連打してくる世界なので、表よりも裏の方が安定感と威力があるからです。

表ラバーは点で捉え、裏ラバーは線で捉えられるというのがわかります。
表ソフトの良い所のしくみを最大限に発揮するには、高い打点をキープ、比較的前陣の位置をバックでキープできる人が、威力がなくても簡単に相手の脅威になり、試合に勝てる人になれる。


先日 試合会場で、うら裏シェーク選手が、裏表シェーク選手との試合を間近で分析してみていました。
うら裏シェーク選手がバック表選手に、ドライブなどで先に攻めてミスが多く、2ゲームを落としてしまいました。
そこで、裏ラバー選手は表選手に先に攻めさせて、1本返し返球した所、2本目のバックハンドボールがネットを超えません。
この作戦で、このマッチを取りました。

しかし、次試合の裏ペンの選手との試合では、先に攻められゲームを落とし、今度は回り込んでドライブなど先手を取りゲームを優位に進んでいました。

この試合を観ると、確かに表ラバーは攻めすぎるとボールが止まったり、ナックルだったり裏ラバーは攻めずらい様ですが。
裏ラバー選手は、しっかりボールを選んで攻めるなどの作戦を取れば、良いのかなと思われました。
表ラバーに変更するのであれば、フォア側に表ラバー?で、返球されない様しっかりスマッシュが出来る方が良いのかなとも思いました。


表変更に成功した人は半分半分で、裏に戻した人もいますね!
私も、フットワーク力が弱ってきて、繊細な位置のキープに限界を感じ、ドライブ、ミートの両方できる幅広さで行こうかと思います。
台から離れた時の安定度の低さに不安になり、スポットの広い裏ソフトに安心感があるから、半分の人は戻るという感じですネ。

でも、表ラバーの面白い能力を持ったバックやフォアハンドで、勝てるチャンスを掴んでみるのも面白いとおもいます!
勇気を持って、試してみるのもいいですね(^_-)-☆
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