現代の卓球で、「一番主流の技術」と言うと、あなたは何をイメージしますか?
色々な技術がありますが、やはり「チキータ」ではないでしょうか。
卓球をしている人なら、誰もがマスターしたいと思っている。
「あこがれの技術」であると言っても、決して大げさでなく、それどころか、現代卓球で上のレベルを目指すなら、チキータは、「必ず習得すべき重要な技術」であると、坂本竜介コーチの教えです。
なぜなら、スピードの速い現代卓球では、フォアドライブのように全身をダイナミックに使う技術では、相手に攻撃のチャンスを与えてしまうからで、チキータのように、コンパクトな手首のスナップで、 爆発的な回転を生みだせる技術が重要になるでしょう!
また、パワーや体格差なども払拭できる点からみても、レベルを問わず、全プレーヤーが習得すべき技術であるということなんですネ!
しかし……
多くのプレーヤーのあこがれである【チキータ】は、残念ながらほとんどの人が、間違った打ち方をしているという事実がある。
ミスを連発してしまう、「間違った打ち方」をしていると坂本コーチ。
私も、試合でチキータを打とうとして失敗ばかりしています。
×空振りしてしまう
×カスッただけ
×ラケットの角に当ててしまう
…などのミスが多いと感じています。
坂本氏は、一つでも心当たりがあるとしたら、間違った方法で「チキータ」を打っている可能性が高く、正しい方法で打てれば、空振りやかすったり、ラケットの角に当たるというミスは、ほとんど起こらなくなると言う。
チキータは、ボールのどこを捉えるのでしょう!
チキータは、手首の返しを利用した横回転のバックフリックです。
「チキータは、ボールのどこに当てているか?」みんなに聞くと…
100人いれば100の人が、「横に当てる」と思っていますね。
私も同じです。
横回転の技術なのだから、ボールの横を捉えるのは、当たり前の事の様に思えます。
しかし、この「ボールの横を捉える」事こそが、チキータのミスを生む原因だそうです。
■POINT1…肘の使い方
× チキータの打ち方では、よく「肘を上げろ」と教えられます。
実は、これはNG。
なぜなら、肘を上げようとすると肩の可動域が狭くなり、腕をしっかりと振れなくなるからです。
◎ 大きな可動域で手首のスナップを効かせるには「肘を前に出す」イメージで振るのが正解になります。
■POIN2…ボールを捉える位置
◎ チキータは、ボールの横を捉えるのではなく「ボールの後ろ」を捉えるのが正解。
× 空振りやカスったりなどのミスは、全て「ボールの横」を捉えている事が原因なのです。
■POINT3…ラケットを振り抜く角度
◎ ラケットは、正面でも真横でもなく、「斜め前方向」に振り抜くこと。
斜め前に振り抜く事で、ラケットは自然に前に返り、ボールに爆発的な回転を掛ける事ができます。
今まで練習してきたチキータとは、違う方法でしたね!
しかし、これがプロの「チキータ」なんですね^^;
「POINT3つ」は出来そうなので、本物のチキータをマスターしてみたいと思います☆彡