横浜文化体育館でのアジアカップで、石川佳純選手は3位決定戦でメダルを掛けた大一番が始まりました。
「石川佳純選手」 VS 「台湾の鄭怡静選手」です。
11−9
7−11
11−4
9−11
11-8
7−11
11−7 という結果で石川選手の勝利でした。
石川選手のバックハンドドライブが進化しているのが伺えます。
石川選手は、相手がよく見えていて、鄭怡静選手がミドル攻めの後、フォアコースに変えてくると頭に入れていた。
解説では、フォアミドルからのコース変更が上手い鄭怡静選手に対して、少しのコースズレで攻められてしまうので、気をつけたい!!
だが、石川選手はフォアミドルを上手く突いて、ミスを誘っていた。
そして、サービス後の3球目、サイドを切ったバックハンドは冴えていた。
第7ゲーム迄もつれ込みました。
石川選手の(2-0)リードでは、鄭怡静選手は「タイムアウト」です。
しかし、その相手のタイムアウト明けでも、石川選手のリードは広がります(6−0)
戦い方は、ストップが効いて、相手のフリックもオーバーミス。
相手もよく見え、前後にもボールを置いている。
鄭怡静選手のバックコースにタイミングを崩してミスをさせている。
ラリー中でのバックハンドが、以前より振れる様に成り、コースはサイドを切っていた。
7-3の場面では、ストップ、ストップ、ストップのあと長くバックへ突き、男子の様な撃ち合いになった。
これはネットに嫌われ、鄭怡静選手のポイントに成りました。
8−6と台湾のエース「鄭怡静選手」がじわじわ迫ってきた時、石川選手は「タイムアウト」を取りました。
タイムアウト明けのサービスは、サーブポイントをとっています。
石川選手のミドル攻めでは、相手 鄭怡静選手のボディーバランスの良さに、対応できなかった。(9−7)
ここで、思い切ったストレートコースに変えてのフォアに、鄭怡静選手は反応できなかった(10−7)
石川選手のマッチポイントは、ゆるいボールで同じストレートコースへフォアで打って、相手の読みを外し4−3で勝利できました。
”銅メダル”獲得です。