平成30年1月21日全日本卓球選手権の最終日の試合が行われました。
この同じ日に、私達もペアマッチの試合に臨んでいました。
そんな中 友人より、全日本の男女シングルスの準決勝の様子が届きました。
女子シングルス
「準決勝」
伊藤美誠 3-1 石川佳純 (-7.8.6.8)
平野美宇 4-3 永尾尭子 (-9.5.2.-9.-11.5.10)
男子シングルス
「準決勝」
水谷 隼 4-0 松平健太 (5.8.8.10)
張本智和 4-0 森薗政崇 (7.8.8.8)
東京体育館7000人もの観客の中、男女シングルスの決勝は思っていた通りのカードに成りました。
男子シングルスは「水谷隼選手」VS 「張本智和選手」
第1ゲーム、第2ゲームはパワーと速い攻撃、大きな声で恐れることを知らない若い10代のプレーが炸裂しています。
男子版「みまパンチ」と同じ「ハリパンチ」とでも言うのでしょうか?
新技術まで繰り出して、張本選手のゾーンにも入っている試合になっていました。
10連覇を掛けた「王者 水谷選手」は9点、5点を2ゲームを連取されています。
第3ゲームでは、フォア対フォアの打ち合いでは水谷選手に分があり、張本選手のバックハンドをミスさせようとポケット部分を狙っていました。
このゲームでは、8点で張本選手から1ゲームを取り返した。
第4ゲームでは、張本選手のバックハンドは世界でも通用することを実感していた。
そのバックハンドを避けた試合で弱点になっているフォア強化に取り組んできた成果は出ていて、攻め所の無い張本選手に2点で落とし落とし後がなくなった。
第5ゲームは、フォアの打ち合いを制し6点で取り、張本選手への闘い方が分ってきていた。
第6ゲームでは、水谷選手が少し下がってゲームメイクをし始めた様に思われたが、張本選手はフォアハンドを狙っている事は分っていて、水谷選手を下げさせているのは張本選手だった。
(4−10)のシーンでは、レシーブから積極的にチキータポイントでマッチポイントを迎えた。
もう若い勢いは止められない…
この決勝は全部攻めきっていた。
解説の「河野氏」は、水谷選手は決して悪くなかったが、若い張本選手がそれを上回っていたと語った。
「福原愛選手」の解説でも、14歳という年齢は全然関係がなかった。
何が良かったというと、全部良かったと言っていた。
「張本選手」はインタビューに…
憧れの水谷選手に対して「経験値は上だったが、決勝で失うものが無いので思い切れました」
「1球1球 気を引き締めてプレーをした、メンタルが1番自分を支えた」
「緊張は声を出して消していった」
「2020年のオリンピックに向けて、成長のスピードを早くして金メダルを取れるようにしていきたい」と答えていました。
王者水谷選手も10連覇は阻止されましたが、張本選手の出現で逆に目標が出来て共に成長していく事と思います。