立川市オープンベテラン卓球大会に参加した時の事です。
立川市にある柴崎体育館に到着したのは、開館約40分前でした。
この体育館前には、澄んだせせらぎがあり、つがいの鴨や鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。
車から降りて、写真を撮ったり、ゆったりした時間が流れていました。
車は3台目に並び開門するまで、車内でコーヒーとパンを食べ始めた時に、ここは役員だけの駐車場で一般の参加者の車は置けないといってきた。
大会役員の説明では、近くの河川敷に置いたらいいのではというアドバイスでした。
3、4台連なって河川敷を目指したが、入れず迷い始めた。
近くの有料駐車場を探す為、目の前にいらっしゃた女性に道を尋ねた所、自分の家は測量関係の会社を遣っているので駐車スペースは沢山あるから、停めていいですよ!! と行って下さった。
時間も気になるのでお言葉に甘えさせて頂きました。
今日のスタートは、何て運がよく神がかり的な気がした。
会館後はいつもどうりの試合風景に戻り、車のことは忘れ会場の雰囲気に溶け込んでいった。
今日の試合相手選手、全体のラバーの様子は、イボ高は勿論いたが「テナジー0.5」「テナジー25」とテナジー付けの1日になった。
50代の友人も、何か遣りにくそうに戦っている。
傍に行って応援したら、勝ったもののやはり「テナジー0.5」ラバーの人のボールに、苦労したという事でした。
前回良かった狛江大会では、イボ高や一枚ラバーとナックル系の試合だったが、今日は鋭く切れた「テナジーラバー」に打たされ、フォア側に廻されたスマッシュミスの連続でした。
ラバーや道具は一人一人顔が違うように違い、これを今迄、練習した技術でこなして戦っていくから面白い!
そして「フルセットジュース」という場面は、何度と無くやってくる。
何年か前になるが、勝っているのに逆転負けをする。これを抜け出すのに「戦術ノート」や「メンタルを考えよう」という本を読んだ。
そして、ジュースになっても負けない経験を思い出した。
前回の「フルセットジュース」を勝ち抜いて決勝に行った時の「心」の動きは…
「ここまで来たから、もういいかな?」
「いや!今、卓球を遣れている幸せを感じ、ここまで来たんだから、諦めないんだ!!」
そして今回「フルセットジュース」の追いついた時の1本は、オーバーしたボールがカーブして戻ったようなエッジボールだった。
その日の朝の流れで、心は…
「神様が応援してくれている。」
「では、この2本は、神がかりで取れて勝てるかも!」
なんて、集中を欠いた甘い気持ちがかすめた。…そしてここで敗戦!!
この終盤の戦い方は、まさに「心のかけひき」という事を実感させられた大会でした。
もう一度、本を読み返してみようと思います。(O)