来年4月29日に開催する「世界卓球2018」の日本代表の座をかけた「絶対に負けられない戦い」が始まりました。
世界卓球2018日本代表最終選考会12/25「決勝」
女子決勝は、伊藤美誠選手と早田ひな選手の二人で、勝った方が日本代表に内定し、世界卓球団体戦の石川選手、平野選手に続く3人目の最後のメンバーに入ります。
卓球黄金時代と言われる代表としては、伊藤選手、平野選手、早田選手の3選手です。
この3人は、伊藤選手の後を平野選手が追いつき追い越し、最後に早田選手が追いついてきました。
早田選手は小学生の頃、伊藤選手の影に隠れていましたが…
今や、世界戦でも、ダブルスで優勝したり、めまぐるしい成長が観られます 。
早田選手は、WRランク14位で、日本の中では166cmの超身長選手です。
《伊藤美誠選手 VS 早田ひな選手》
:1ゲーム目は11-6で伊藤選手の勝利。
:2ゲーム目は、序盤から早田選手の積極的プレーで始まった。
しかし、伊藤選手は大きく振られても軸がブレず、安定感もありバランスの崩れない状態でプレーを進めている。
早田選手のチキータは、ダブルスで鍛えて手に入れた技術…これを大いに活かして闘いたい!
又、フォアハンドを積極的に振って得点を重ねたいが、其のフォアを、伊藤選手が待ち受けてバックのカウンターで先に得点していた。
6-9.6-10.7-10と早田選手のフォアハンド、伊藤選手のバックハンドとプレーの応酬。
7-11早田選手の攻撃が光ったゲームになりワンゲームを取り返す。
:3ゲーム目…1ゲームづつとって迎えた3ゲーム目。
早田選手はフォアハンドをフルスイングすると、大変威力があります。
そんな早田選手との距離が掴めてきて、攻撃力が増してきたのは伊藤選手!!
伊藤選手はバックも鋭いが、フォアハンドスマッシュが大きな魅力となっている。
このゲーム、伊藤選手は、コース取りを大きく揺さぶり体のミドルを突く…
又、決定打の前に、ミドルに1本揺さぶり、早田選手のバックコースへ振り、フォアスマッシュで決める。
このゲームでの伊藤選手は、早田選手に得点されても、慌てず自信がある様子がうかがえた。
11-5で、2ゲームを制した。
:4ゲーム目…
ゲームカウント2対1で4Gが始まった。
調子がでてきた伊藤選手は、早田選手の得意なチキータを待って、フォアへ強烈スマッシュ!!
伊藤選手の速い左右の揺さぶりで、バックミス…ネットが越えない!
この日の伊藤選手は、フォアハンドが…、スマッシュが…ミス無くバンバン決まる。
早田選手も伊藤選手のミドルに入れて、コースを惑わし4−4の同点に追いついた所で、「タイムアウト」をとった。
タイムアウト明けだが、伊藤選手はサーブからの3球目を決める。
そして、バックハンドは良い角度、良い距離で弾いて3点リード(7-4)
その後も、伊藤選手はサーブの変化で、早田選手を迷わせ、ゆっくりスマッシュするなど得点を重ねる。
チャンピョンシップポイントを先に掴んだのは伊藤選手!!
そして、11-7でマッチを制し、小さくガッツポーズ。
伊藤選手は自身を持って闘っていたように思えました。
17歳の盟友対決を制したのは、「伊藤美誠選手」でした。
そして、団体戦3人目の内定を手にしました☆彡